血糖値と不快指数

36.5度の体温を維持するために最適な気温は25度です。
外気がこの温度の時に血糖値が正常なら、まず心配ありません。
しかし、平均気温が25度を超える5月から9月(最近は10月まで)には、食べ過ぎたり、水分の摂取量を減らさないよう注意が必要です。

また、湿度と雲量(曇り具合 雲が全くない晴天では、雲量が0となる)
などの気象も血糖値に影響を与えます。
これらは、不快指数に関係があり、不快指数が上昇すると血糖値のコントロールが難しくなります。

不快指数は、夏の蒸し暑さを指数にしたもので、不快指数が75になると半数以上の人が不快に感じ、不快指数85で全員が不快になります。 この不快指数が72を超える、血糖値に悪影響を及ぼすようです。
不快指数72とは、気温26度で湿度が84%以上、気温27度なら湿度70%以上のときです。

血糖値コントロール

蒸し暑い日本の夏は、血糖値のコントロールが難しい季節です。
症病を悪化させないために、食事や生活には十分注意が必要です。

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