糖尿病対策に フコイダンの血糖値降下作用
ミネラルや、ビタミンを豊富に含みながら、カロリーがほとんどない海藻類は、優れた健康食品として注目されています。
その中でも、モズクやメカブ、コンブなどに含まれるフコイダンという成分には、糖尿病やガン、肝機能障害などを改善する効能があります。
海藻類を口にすると、独特のヌルヌルした食感がありますが、その正体がフコイダンです。
フコイダンは、いろいろな糖がくっついて出来た多糖類の仲間で、解消の種類によって、フコイダンの構造は変わってきます。
モズクのフコイダンは、硫酸化フコースとフコースが多く、その含有量はコンブの約4倍あります。
世界でも長寿で有名な沖縄県民の長寿の秘訣はのひとつは、モズクをはじめとする海藻類を多くとる食生活といわれています。
フコイダンが、最初に発見されたのも沖縄産のモズクです。
フコイダンの効能 食後に飲んで、血糖値が下がった
福岡県のクリニックの報告によると、お酒好きで高脂血症だったり肝機能が悪い患者さん3人に、食後にフコイダンを錠剤にしたものを2~3粒、症状が重い人には4粒飲んでもらったところ、1ヵ月後には、全員の血糖値が下がり、中性脂肪の数値も正常に戻ったそうです。
これは、フコイダンの有効成分に、免疫系の働きをととのえる効能があるためと考えられています。