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犬を飼う事とは (2007/9/15)

私は子供の頃からずっと”猫派”でした。
今の家に越してからも、団地という住宅事情の中で何とかして猫を飼えないか色々と模索しましたが、結局『猫は近所にすごく迷惑をかける(かもしれない)。』という理由であきらめました。

その代わりという訳ではありませんが、私以外の家族が”犬派”だったこともあり、現在のミル(パピヨン)を迎えることになりました。 しかし家族の中で最初に『犬を飼おう!』という話題が出てから、実際にミルを迎えるまでには4〜5年の期間が経っていました。 その理由は犬を飼うと『大変なことが多い』という話と、『でも飼いたい』という気持ちが交差して、なかなか『よし飼おう!』と決めることができなかったからです。

でもミルと暮らし始めると、予想外にとてもかわいいです。 犬を飼ってよかったと思います。
そして『犬を飼う事』について色々と考える様になりました。

1.思ったより大変なこと
2.意外と簡単だったこと
3.犬を飼って良かったこと



1.思ったより大変なこと

『犬を飼うと○○が大変』という話はよく聞いていましたが、聞くのと実際に行うではやっぱり大分違います。

(1)飼い始めたら、途中でやめる事ができない

当たり前の様なことですが、この当たり前のことができない飼い主は多くいます。
飼うことを放棄された犬の行く末には、”処分”という名の窒息死が待っています。 飼い主の転勤や病気などやむを得ない事情もあるとは思いますが、中には『子供が飽きて世話をしなくなった。』という理由で”処分”される犬達もいます。

これから犬選びをされる人には、『犬種は、成犬を見て決める。』ことをお薦めします。 ペットショップにいる子犬達はみんな可愛いものですが、成犬をじっくり見ると、飼い主の好みがはっきり分かれる場合もあります。

【生後3ヶ月の頃】
可愛い子犬の時期は、1年足らずです。
『ずっと飼ってね・・・』

【1歳を迎えた成犬】
この容姿で、約10年を過ごします。
子犬の頃の愛らしい面影は、全くありません。


(2)最期を見届ける覚悟が必要

私はまだ、ミルの最期を想像することができません。(覚悟ができていません。)

犬の平均寿命は12年といわれています。 飼い主よりも先に犬が亡くなると思っていた方がいいでしょう。 その時を冷静に見守り、見届けてあげる様になりたいと思います。

(3)お金がかかる

最初から分かっていたことですが、予想以上にお金がかかります。

食費や予防接種などの必要費用は仕方がないのですが、ついつい犬のおもちゃやクッションなども買ってしまいます。 ミルが使っているシャンプーの値段は、私のシャンプーの3倍もします。

【シャンプー】
値段は私のシャンプーの3倍です。
【キャリー】
買った日に、無理やり押し込みました。
それ以来、1度も入った事がありません。
【きのこのハウス】
これも、1度も中に入った事がありません。
今はミルのおもちゃ入れになっています。



2.意外と簡単だったこと

(1)家族で飼えば、世話は楽

わが家は4人家族です(私と奥さんと娘2人)。 4人で犬1匹の世話をするのは、想像していたよりも楽にできています。 犬のしつけも4対1で行われますし、散歩も誰か1人が行けば済みます。

ただし、ひとり暮らしの人が犬を飼うには、プライベートの時間のほとんどを犬の為に費やせるかどうかが条件になると思います。

(2)生活の制約は、意外と少ない

元々、泊りがけでどこかに行くことは少なかったので、ミルが来てからも特別困ったことはありません。 やむを得ず家を空ける場合は、ペットホテルを利用すればいいと思います。(少し心配ですが...)



3.犬を飼って良かったこと

犬の純粋な愛情を受けると、やさしい気持ちになれます。

それと、早起きになるかも...




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