ぶんけん!オルガさん

このコーナーでは『火の鳥2772』の 特にオルガさんに関する事柄が載っている書籍を紹介します。

手塚治虫全集別館 『手塚治虫対談集 3巻』講談社
1979年2月号『月刊スーパーマン』に掲載されていた小野耕世さんとの対談が掲載。その中でオルガさんついて少し話されてます。『火の鳥2772』のパンフでは小野さんが「あれ、イメージとしてすごく楽しくて、新しいですよ。手塚さん、何とかアニメに使えないですかね。」と言っておりますが 本誌にはその記述は無く、既に『火の鳥 第2部(『火の鳥2772』)』にジェット2世(オルガさん)を出す構想が出来ていることが語られており、手塚先生のオルガさんへの思い入れが深いことがうかがえます。

『手塚治虫の時代』 石上三登志 大陸書房
手塚先生と石上三登志さんとの対談集。その中で『キネマ旬報1980年4月上旬号』に掲載さえれていた対談が収録。その中で「エロチックでハラハラするオルガ」と言うということでオルガさんがロケットから人間に戻るシーンを書いたとか変形シーンでの苦労話を話されています。

『手塚治虫ばくのマンガ道』 新日本出版社
1990年にリリースされた『手塚治虫とっておき話』の豪華製本版(一部収録内容が違う)。『火の鳥2772』をアメリカに売り込みに行ったとき UCLAの女子学生に「オルガは しいたげられた女性の見本である・・・。」と意見を言われたエピソードが書かれてます。

手塚治虫全集別冊 『手塚治虫エッセイ集 3巻』 講談社
サンディエゴのコミック・コンベションでの出来事と『火の鳥2772』の映画が好評だったと言う話が載っていて挿絵がレオやアトムに混じってオルガさんが描かれています。『七色いんこ』以外で手塚先生の描いたオルガさんは珍しいので必見かも

ワンダー手塚治虫ランド BRUTUS図書館
手塚先生のマンガをメインにSF小説やエッセイが収録されてる本。その中の『私の名前をあててください』のコーナーでいろいろな手塚キャラの中にオルガさんのイラストがあります。これは『手塚治虫漫画40年展』のイベントのために描き下ろした物で、これだけでも手塚先生のオルガさんへの思い入れの深さを感じます。
手塚治虫記念館にもこのイラストがありますので探してみてください。

まんだらけZENBU 37 まんだらけ出版部
『火の鳥2772』でアニメーションディレクターを務めた中村和子さんのインタビュー記事が載ってます。 インタビュー担当の話だとオルガさんは国内外で人気が高いそーです。

オトナアニメ vol,7 洋泉社
ウエダマジメ先生の『地獄でみるアニメ へるみる』のコーナーでオルガさんを取り上げてます。けっこうツボをついてると個人的に思ってます。


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メトロポリス メモアール 角川書店
アニメ映画『メトロポリス』のムック本 『人造美少女の系譜』中にオルガさんが極めつけとして取り上げてます。

手塚治虫 ロマン大宇宙(下)  大下英治 潮出版社
手塚先生の手塚の名作誕生秘話と創作活動を書いた本で その中で『火の鳥2772』の製作エピソードもあり、製作発表段階で手塚先生の中でイメージがはっきり決まってたのはオルガさんだけと言うことが書かれていて この書籍からも手塚先生のオルガさんへの思い入れの深さを感じます。

別冊 奇想天外No.1 SFアニメ大全集 奇想天外社
竹宮恵子先生、松本零士先生との対談の他に 『火の鳥2772』劇場公開前の手塚先生と小野耕世さん対談が収録されていて『火の鳥2772』でオルガさんがなぜゴドーを抱えて飛ぶようになったか(当初は『旋風Z』同様オルガさんに跨って飛ぶ設定だった)とかオルガさん自身がコントローラーを持つようになったか、ジェットへの変形シーンの苦労等話されてます。あと小野耕世さんの評論でオルガさんを絶賛。手塚先生はオルガさんを主人公にしたテレビアニメを作るべきだと思うと書いていて 『火の鳥2772』ファンならぜひそろえておきたい書籍です。

『萌え』の起源 時代小説家が読み解くマンガ・アニメの本質  PHP新書
日本人のサブカルチャーから日本の国民性を考察した本。その中で、手塚作品の『変身ヒロイン』で、究極の手塚ヒロイン・オルガと言うことでオルガさんが取り上げられてます。手塚ヒロインを考察するうえでウランちゃんやサファイヤ姫がメインで出てオルガさんがオミソにされてる中、この本ではオルガさんをちゃんと(しかも究極の手塚ヒロインとして)取り上げていて好感がもてます。

旋風Z 講談社 他
ご存知!オルガさんの元となったキャラクター、万能可変ロボット・ジェットが登場するマンガ。この作品を読むとオルガさんの元がジェットであるというのがよく解ります。オルガさん好きなら このマンガは必ず手にしておくべき1冊でしょう。

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