予防接種の注意
ワクチンの接種は在庫の関係上、基本的には予約制です。
お電話でお気軽にご相談・ご予約ください(℡ 086(271)2655)
国内で接種可能なワクチン・標準的接種年齢については、
IDSCスケジュール表 https://www.niid.go.jp/niid/ja/vaccine-j.html
VPDスケジュール表 https://www.know-vpd.jp/
予防接種法のワクチンは無料または自己負担額低減(年齢制限があります)。
任意接種のワクチンは有料です。
任意接種(自費)は、上のメニューバーの自由診療のページに料金と説明があります。
当院では基本的には生ワクチン以外の組み合わせで同時接種をしています。生ワクチンを含む同時接種はご相談の上で行います。
海外渡航用ワクチンについては、ワクチンが取り寄せになります。あらかじめ、ご相談ください。
海外渡航用ワクチンには完了するまでに6ヶ月かかるワクチンもございます。渡航が決まったら、早めの接種を計画してください。
直近の予防接種に関するお知らせはトップページのニュースも参照してください。
●注意の必要なケース
軽い風邪: 37.4度以下で全身状態が良ければ、軽い咳や鼻水があっても接種可能な場合あり、一般に回復期は接種可能な場合が多いとされています。
病気の後: 免疫能の回復を考慮し、麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜの後は4週間、突発性発疹・乳児下痢症・インフルエンザなどは2週間の間隔が必要です。γグロブリンの投与を受けた場合には6ヶ月は麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜの接種はさけましょう。
けいれん: 単純性熱性痙攣の場合は2-3ヶ月の観察期間の後、通常通りの接種でかまいません。
卵アレルギー: 麻疹・おたふくかぜ・インフルエンザの接種で注意が必要ですが、ケーキやカステラなどが食べれるような軽度の卵アレルギーでは通常は問題ありません。重症の場合には、事前に皮内反応を実施し可能と判断されれば行えます。しかし、麻疹は早めに接種が望ましいです(ここ10年以内でも未だに日本では毎年10-20人の死亡例があります)。
喘息・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎: 卵やゼラチンに注意が必要しながら接種します。
食物アレルギー児のワクチン: 食物アレルギーのある子供はワクチン中のゼラチンや鶏卵成分などに過敏性を示すことがあります。近年はワクチン成分からゼラチンが除かれてからは強いアナフィラキシーショックのような副作用は激減しました。高度の卵アレルギーでは、麻疹・ムンプス・インフルエンザなどのワクチンの鶏卵成分に反応する例があり、ワクチン100倍希釈液0.02mlでの皮内テストを行うことがあります。15分後の径10mm以上のものを陽性とします。大学病院などに依頼することが多いです。
●予防接種の副反応
ワクチンは体に免疫を作らせるために行います。 ワクチンは弱毒化された病原体や毒素を含み、他に安定剤や防腐剤が添加されています。 これらは体にとって異物ですから、予防接種後に副反応・免疫反応が現れることがあります。 副反応の一つに、通常30分以内(最低24時間以内)におこる即時型の反応で、じん麻疹・手足のしびれ・動悸・めまい・呼吸困難・血圧低下などの症状がでるアナフィラキシーがあります。 その予防・対応のため予防接種後10~15分は院内で休んで帰るようにしましょう。
●補償について
予防接種法によるワクチン(定期接種)は、補償も手厚く後遺症を含め補償されます。
予防接種法によるワクチン以外(自費接種)は、医薬品医療機器総合機構法により、薬害としての補償がありますが、補償内容は予防接種法に定めるワクチンよりも少なくなっています。
輸入ワクチンでは、これらの国内法による補償が期待できないため、当院では、補償内容は多くはありませんが補償保険に入っている輸入業者からワクチンを購入しています。
●有機水銀について 当院では可能な限り有機水銀の入っていないワクチンを接種していますが、ワクチン入手困難などのために、有機水銀入りを使う場合もあります
お電話でお気軽にご相談・ご予約ください(℡ 086(271)2655)
国内で接種可能なワクチン・標準的接種年齢については、
IDSCスケジュール表 https://www.niid.go.jp/niid/ja/vaccine-j.html
VPDスケジュール表 https://www.know-vpd.jp/
予防接種法のワクチンは無料または自己負担額低減(年齢制限があります)。
任意接種のワクチンは有料です。
任意接種(自費)は、上のメニューバーの自由診療のページに料金と説明があります。
当院では基本的には生ワクチン以外の組み合わせで同時接種をしています。生ワクチンを含む同時接種はご相談の上で行います。
海外渡航用ワクチンについては、ワクチンが取り寄せになります。あらかじめ、ご相談ください。
海外渡航用ワクチンには完了するまでに6ヶ月かかるワクチンもございます。渡航が決まったら、早めの接種を計画してください。
直近の予防接種に関するお知らせはトップページのニュースも参照してください。
●注意の必要なケース
軽い風邪: 37.4度以下で全身状態が良ければ、軽い咳や鼻水があっても接種可能な場合あり、一般に回復期は接種可能な場合が多いとされています。
病気の後: 免疫能の回復を考慮し、麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜの後は4週間、突発性発疹・乳児下痢症・インフルエンザなどは2週間の間隔が必要です。γグロブリンの投与を受けた場合には6ヶ月は麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜの接種はさけましょう。
けいれん: 単純性熱性痙攣の場合は2-3ヶ月の観察期間の後、通常通りの接種でかまいません。
卵アレルギー: 麻疹・おたふくかぜ・インフルエンザの接種で注意が必要ですが、ケーキやカステラなどが食べれるような軽度の卵アレルギーでは通常は問題ありません。重症の場合には、事前に皮内反応を実施し可能と判断されれば行えます。しかし、麻疹は早めに接種が望ましいです(ここ10年以内でも未だに日本では毎年10-20人の死亡例があります)。
喘息・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎: 卵やゼラチンに注意が必要しながら接種します。
食物アレルギー児のワクチン: 食物アレルギーのある子供はワクチン中のゼラチンや鶏卵成分などに過敏性を示すことがあります。近年はワクチン成分からゼラチンが除かれてからは強いアナフィラキシーショックのような副作用は激減しました。高度の卵アレルギーでは、麻疹・ムンプス・インフルエンザなどのワクチンの鶏卵成分に反応する例があり、ワクチン100倍希釈液0.02mlでの皮内テストを行うことがあります。15分後の径10mm以上のものを陽性とします。大学病院などに依頼することが多いです。
●予防接種の副反応
ワクチンは体に免疫を作らせるために行います。 ワクチンは弱毒化された病原体や毒素を含み、他に安定剤や防腐剤が添加されています。 これらは体にとって異物ですから、予防接種後に副反応・免疫反応が現れることがあります。 副反応の一つに、通常30分以内(最低24時間以内)におこる即時型の反応で、じん麻疹・手足のしびれ・動悸・めまい・呼吸困難・血圧低下などの症状がでるアナフィラキシーがあります。 その予防・対応のため予防接種後10~15分は院内で休んで帰るようにしましょう。
●補償について
予防接種法によるワクチン(定期接種)は、補償も手厚く後遺症を含め補償されます。
予防接種法によるワクチン以外(自費接種)は、医薬品医療機器総合機構法により、薬害としての補償がありますが、補償内容は予防接種法に定めるワクチンよりも少なくなっています。
輸入ワクチンでは、これらの国内法による補償が期待できないため、当院では、補償内容は多くはありませんが補償保険に入っている輸入業者からワクチンを購入しています。
●有機水銀について 当院では可能な限り有機水銀の入っていないワクチンを接種していますが、ワクチン入手困難などのために、有機水銀入りを使う場合もあります