山燻研会
2017年の燻製箱
ザイル祭り 2017年に昔の山仲間が集まり出雲の山中でザイル祭りを開催した。 山仲間は、出雲市近郊の大バカ者達であった。
だから、山仲間は穂高や剣の岩場。奥鐘の長大なルート、甲斐駒ヶ岳の尾白川黄蓮谷の氷壁登攀、厳冬期の西穂から奥穂へとバカ丸出しであった。しかし、幸運な事に山での不幸な出来事はなかった。 その当時の仲間(全員60才以上)が集結し、夜通し騒ぎまわった。 当時の親分は、旅館で集まろう(開催)と言ったが、数年前大山の下山キャンプ場、三ノ沢の小屋で開催したことがあった。うるさいと怒鳴られ,翌日大山の稜線で「昨夜下山キャンプ場で・・・」と苦情があったり、高校生の多数いる山小屋で夜通し大酒を飲んだ。 引率の先生が困った顔をしたが、我々の顔ぶれを見た瞬間黙った。 何故なら、我々の仲間の中に怖い存在の姉御がいたのであった。 その為、引率者は一晩付き合わされた。 2010年8月9日涸沢のキャンプ場で鳥取県の高校生を引率した先生の顔を見て、相手も吃驚。 「○○女史はいないですよね・・・」の一言。 あの大酒を付き合わされた先生だった。 数十年前には、大山の北壁を飲酒厳冬期登攀したりと、異常な連中の集まりであった。
老齢化した野郎どもでも、気分は20代である。 こんな連中の集まりの中で、宴の準備が始まり、三々五々集まり盛大な会が催された。 その時の献立のメーンは、燻製とおでんだったが、会が始まる前には出来上がった俺(キッチンドリンカー状態)は、予定した燻製は半分位で、じ後はどうなったのか・・・記憶にない。 山の歌や失敗談、成功談、苦しかった8月屏風岩のビバーク(先行者のもたつきで)は、水が無くなった話で大いに盛り上がった。 ザイル祭り後の燻製箱 その時の燻製箱は3代目で、安定した場所では快適な作成箱であったが、極悪環境下での燻製箱の欠点も見つかった。 3代目の画像は保存していない。 3代目の概要は、縦横高さが30㎝位の組み立て式。 電気コンロを熱源とし、チップをステンレスの灰皿(勿論未使用)の上で燃やしていた。 燻製の材料を置くのは長さ35cmのステンレス製のBBQ用焼き串を使用したが、作成途中で串が抜けてしまい散々な結果になつた。 何しろ、宴の最中で作成するものだから管理が出来なく、酔っ払い状態での作成は最悪の状態になった。 焼き串は抜けるは、俺に刺さったりして散々な状況に陥った。 スモーカーFS-400の購入 ザイル祭りから帰宅した俺は、ネットで検索し楽天市場の「ユニフレームフォールデングスモーカーFS-400」を2017年11月に購入した。 FS-400は250㎜✕260㎜✕400㎜で、スタンド使用時は高さが500㎜となる。 FS-400のスモーカーはステンレスで、収納サイズはコンパクトで熱燻、温燻、冷燻と色々な燻製が作成できた。 FS-400はステンレスの為、燻製作成後の手入れが簡単である。 俺の手入れの仕方は、台所の流しに75℃のお湯を貯めて、台所洗剤を溶かした中にスモーカーを着けて一時間。 その後スポンジでこすり、洗剤を流すと再度組み立て乾燥させている。
FS-400と同時に燻製を作成できるように、3代目を改善したのが4代目。 入手可能な25㎝の焼き肉用の金網を使用する燻製箱。 5.5㎜のベニヤを使用した。 その他の材は、ホワイトパイン材(12✕24㎜、12✕12㎜) これは今後の燻製箱への影響を与えたものであった。
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