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友禅庵


友禅庵の秋

「もみじ」といえば楓をさすほど、紅葉は鮮やかです。
「かえで」「なら」「はぜ」「にしきぎ」など秋の紅葉樹を
「もみじ」
と呼び、楓は紅葉とほとんど同義につかわれるほど代表的なものです。

友禅庵のやまもみじの紅葉です。

紅花ときわ万作の秋の色づきです。



友禅庵の春

友禅庵入口の最初に植えてあるのは赤い藪椿、
つばきは葉と花の調和が美しいとされています。
椿は「厚葉木」の意味また
「津葉木(葉に光沢のある木)」の意味とされています。

そして右手には、薄紅の枝垂れさくらが・・

「茶室には結構すぎる花ゆえ生けず」
桜の花は利休の教えはややきびしかったようです。
桜は花では第一と花ばかりと言えば桜なりと言った人も・・。
桜は百花の代表でもあり、花の移ろいからも、四季そのもの、
人生そのものを象徴しているかのようにも、日本人のこころの花として・・。

桜を茶花にするなら、花入れや趣向力をあるお茶会になるのでは・・。

そして、漢字で書いたらどんな花か想像してしまう花、
雪柳と馬酔木でも誰しもが、あっあの花とつぶやいてしまう花です。


薄紅枝垂れさくらのお茶会
とき 平成22年4月18日(日)
ところ 当店 友禅庵
日本で最初の絹織物、上古に属する時代にうまれた栃尾紬(とちおつむぎ)の里、新潟県長岡市栃尾の栗山沢にある枝垂れ桜、そこで昔から土地の人たちは薄紅色の桜の下で、雪深い冬から春の陽だまりの中で宴を持ちました。昔から養蚕や機織りが盛んだった越後の山沿いでは、クズ繭の糸や機織りの残り糸を利用しておばあちゃんやお母さんのから、子供たちに「手かがりてまり」が作られました。手かがりてまりは、ついて遊ぶ「遊び玉」と節句などに子供の健やかな成長を祈って飾る「飾り玉」があります。
『たつ霞 ながき春日を 子供らと 手まりつきつつ この日暮らしつ』 良寛   
寒い冬を、無事元気ですごせた事と暖かい春がきた開放感、里の人たちの元気な姿催すことで、ふれあいの中元気を確認しあって来た。四月十八日(日)友禅庵では、加賀友禅作家 白坂幸蔵さんに書いていただいた薄紅枝垂れ桜の軸、上田宗箇流 景山社中の席を開きます。楽しいお茶会にしたいと思います。



加賀友禅のお茶室 『友禅庵』のお茶事
加賀友禅のお茶室 『友禅庵』のお茶事
とき 四月十八日(日)
加賀友禅作家 白坂幸蔵作 『薄紅枝垂れさくら』
の加賀友禅掛軸が彩る加賀庵のお茶事
日本で最初の絹織物栃尾袖の里にある枝垂れ桜
そこで昔から土地の人達は薄紅色の桜の下で、雪深い冬からの春の陽だまり中宴を持ちました。
お席は、東広島市西条町土与丸 上田宗箇流 景山先生の社中です



お香を楽しむ会

とき 平成21年10月25日(日)
ところ 当店 友禅庵

香道泉山御流川畑華香先生のお席
初めての方にもお気軽に香遊びを楽しんでいただきます。
大名や公家のたしなみであった香遊び(組香)を通して、日本の文化古典に親しみ、その折々の季節も楽しめます。
お手前と花結び世界の後、テーマ 「源氏香」にちなんだお菓子とお抹茶のをお召し上がり下さいませ。



友禅庵茶事初め
とき 平成21年5月17日(日)
ところ 当店 友禅庵

加賀友禅の掛軸、風呂先屏風づくしのお茶室が出来ました。
初めてのお茶事を、上田宗箇流 土与丸 景山社中のお席を開くことになりました。
楽しい友禅庵と景山社中のお点前、ぜひ、お出ましくださいませ。

加賀友禅掛軸
「大山蓮華」 高平良隆作  「牡丹」 上田外茂治作
加賀友禅風呂先屏風 「菖蒲」 寺西一紘作
香合 「兎香合 牡丹」