品名 | 仕様 | 備考 |
CPU | AMD AthlonXP2500+ (Barton) | |
マザーボード | MSI KT6V-LSR(KT600) | 04/03購入 |
メモリ | PC3200 512MB (Hynix) | |
グラフィックカード | Albatron GeForce FX5200P(128MB) | |
HDD | IBM IC35L120AVV207-1 (IDE120GB 7200rpm) | |
HDD | Seagate ST3160021A (IDE160GB 7200rpm) | |
HDD | Seagate ST3160023AS (SATA160GB 7200rpm) | |
FDD | TEAC FD-CR7(カードリーダー内蔵) | |
DVD | RICOH MP5240A | |
CD-RW | プレクスターPX-W4824A(48倍速CD-RW) | |
ビデオキャプチャー | バッファローPC-MV5DX/PCI | |
サウンドカード | マザーボードに内蔵 | |
SCSI | メルコ IFC-USP(Ultra SCSI) | |
CPU FAN | CPUリテール | |
ケース | フロンティアFCGB-01A ATXミドルタワー | |
電源 | Enhance 300W | |
キーボード | NMB6652TWJP | |
マウス | ロジクールCLK-C71(ワイヤレスオプティカル) | 04/12購入 |
OS | Windows2000Pro | |
モニター | HP L1825(18インチ液晶) | 04/11購入 |
こうやってまとめてみると、昨年も随分投資してますねぇ(苦笑)
DVDドライブを買ってしまったのが運の尽きで、ビデオキャプチャー、増設ハードディスク、液晶ディスプレイとAVマシンへの道をまっしぐら。
それではひとつひとつ解説してゆきましょう。
- マザーボード
MSIのKT600チップセット採用のKT6V-LSR。最後のソケットA用のマザーボードとして、シリアルATAが使えるものにしました。どちらかというと廉価版という位置づけですが、メモリスロットが二つしかないことを除けば特に安物という感じはありません。安定度に期待したのですが、実はそう簡単な話では無かったのです。- グラフィックカード
AlbatronのFX5200P。後述するビデオキャプチャーカードでの録画が極めて不安定なため、ビデオカードとの相性を疑って購入しました。それまで使っていたATIのRADEON9200と同等の性能のものですが、値段が比較的こなれてきたのと、ファンレスということで買ってみました。ATIのカードと比べると発熱が多く、表示画質も若干劣る感じです。ただドライバーのバグは少なく安定度は上のような気がします。- HDD
Seagateの160GBが2台。最初はシリアルATAを試してみたくてちょっと割高だったけど当時評判の良かったSeagateのものを。現在録画ファイル専用で使っています。静粛性では定評のあるSeagateですが、このSATAドライブはシーク時の音が大変耳障りです。速度はベンチやってみる とかなり速いのですが、体感上まったく変化なし。ま、録画用ですので速度はあんまり関係有りませんけどね。
2台目は大安売りしていたIDEの160GB。キャッシュは2MBのもの。Seagate製なのですがOEMバージョンでBIOS上ではSeagateの型番では認識しません。最初160GBフルに認識せずにあわてました。WIN2000のレジストリをいじって解決しましたけれど。SATAの場合は問題なかったのですけどねぇ。デジカメやグラフィックデータの保管場所になっています。
現在かかえている問題としては、IDE-SATA間のファイルコピー時にシステムがハングすること。録画データなどの大きなファイルをコピーするときに発生するようです。VIAチップセットあるいは電源の問題でしょうか?- FDD
高速なUSB2.0のカードリーダーが欲しくてFDDごと変えてみました。マザーボードのKT6VはUSBポートが8つも有るので、いくら使っても全然問題なしです。CFやマイクロドライブ、SDカードにも対応していますので大変重宝しています。ただしAthronXPの場合、こういうUSB2.0のストレージデバイスを繋ぐとHALTがうまく動作しないようです。Windowsの問題かもしれませんけど。おかげでこのマシンは結構な爆熱マシンとなってい ます(苦笑)- DVD
現在の記録型DVDドライブの価格低下を考えると、ちょっと買うのが早かったかもしれません。リコーのDVD+R専用MP-5240A。当時RWメディアに4倍速で書き込める機種はあまり無かったので、+専用というのには少しひっかかったのですが手頃だったので購入しました。最近リコーの純正メディアが安くなっているため+専用のハンディはあまり感じません。- ビデオキャプチャーカード
DVDを買ってしまったため、ビデオ録画したくて買ってみました。高画質機能満載で付属ソフトの評判が良かったバッファローのPC-MV5DX/PCI。 これから苦難の道が始まります。番組を表示しながら録画してると頻繁にハングします。初期不良を疑って一度交換したのですが全く改善せず。OSをなんども入れ直してみたのですがそれでも駄目。グラフィックカードとの相性を疑って交換してみたのですが、これでもまだ不安定。結局CPUのHALTを有効にしているのが原因ではないかと考えるようになりました。USBカードリーダーのせいでHALTはうまく働かないためこの機能を切って、録画中はパソコンに触らないということで録画に失敗することは無くなりました。
このカードで録画してDVDに焼いたものは、これまでのVHSテープとは比較にならないほどの高画質です。パソコン上で編集するため、比較的思い通りのDVDを作ることができます。- パソコンケース
昨年広島のヤマダ電器オープンの際、店内のフロンティア神代で単体発売されたフロンティアのオリジナルケース。一世代前のコンセプトで作られたものですが、デザイン、剛性、保守性など申し分無く、鉄製ケースでは最高峰といって良い逸品です。新しいケースに切り替わるということで無くなる前に買ってみました。ただしばらくして処分特価4980円になってました。ま、欲しい時が買い時だから・・・。拡張HDDベイを増設して上で述べたとおり3台体制で動いています。SATAがひとつ空いていますのでもう1台増設することも可能です。
電源は以前買ったEnganceの300Wという貧弱なものですが、公称出力のわりには強力な電源らしく、上の構成でも特に問題は出ていません。ただ音がうるさいので電源ファンを少し静かな低回転のものに交換しました。それでもまだうるさいので、そのうち高出力低騒音の電源に交換する必要があるかもしれま せん。- マウス
実はサブマシンをパワーアップしてLANで繋いで使っています。ディスプレイは本体スイッチで切り替えられるのですが、マウス、キーボードは専用です。それで新たに買ってきたのが邪魔にならないワイヤレスのもの。最初はエレコムのものを買ったのですが、工作精度が最悪で使用に耐えないため、定評のあるロジクールのものに交換してもらいました。6ボタンのまずまずの高級品です。- モニター
以前のDELL(SONY)製トリニトロン17インチモニターで不都合は無かったのですが、もう少し広い表示エリアが欲しくて買ってみました。1028×1024で17インチだと、目の悪い僕には文字が小さすぎて辛いので、19インチで手頃なのを探していました。そこで見つけたのがHPのワークステーション用18.1インチ液晶ディスプレイL1825。業務用であるため堅牢な作りで、DVIとアナログの2系統入力を備え、液晶パネルは韓国LG電子のフルカラーIPSパネルと言われています。表面にノングレア処理がなされているため若干ざらつきを感じることが有りますが、色再現性もよく輝度調整範囲が広いため目に優しい感じがします。応答速度はあまり速くないため、動画鑑賞時に残像を感じることがありますが、通常の動画再生時では特に問題となるほどではありません。ピボット機能があるため縦長の表示も可能ですが、ラックの制約から通常の表示で使っています。さすがに大画面だけ有って文字も見やすく、それでいて場所もとらないためなかなかいい買い物ではなかったかと思っています。で、肝心の購入価格ですが、なんと税込み39,800円でした。娘に昨年買ってやった15インチ液晶ディスプレイより安いんですよ。もう一系統のアナログ入力端子にはサブマシンがつながっていて、切り替えて使っています。アナログ入力時の画質も極めて良好です。こうやってみると、昨年一年間でほとんど別のマシンと言えるほど変わってしまっています。サブマシン用にCPU,メモリ、キーボードを買ったことを考えると、丸々一台組めるほどのパーツを買ってしまったことになります。その証拠に余ったパーツでDuron700を搭載したマシンを一台組み上げ、姪にプレゼントしてしまいました。
若干安定度に問題は有るとは言え、性能的には十分ですし、使おうと思えば2,3年は問題なく使えるレベルだと思います。しかしパソコンの虫というのは突如として顔を出すものですし、現在の流れとしてPCI-EXPRESSが急速に進んでいることから、近いうちにnForce4搭載マザーに90nm939ピンAthron64(Winchester)を積んだマシンに組み替えて、静音AVマシンに変貌してしまうかもしれませんね(笑)
これまでの構成はこちら。