「団塊の世代」(9)
「還暦同窓会 in安芸の宮島」(その1)
一日二つの「世界遺産」
11月3日の夕刻より安芸の宮島のホテルで中・高同期生の同窓会が行われた。
ホテルでの同窓会に先立ち、当日が母校の学園祭と言う事で母校に集合し当時の恩師による「復刻・特別授業」も行われた。残念ながら私は私用もあり夕刻宮島に直接集合と言う事で、JR広島駅から市電で「平和記念公園」を訪ねた。
同窓会会場のホテルに荷物を預け、紅葉狙いの「もみじ谷」へ!
厳島神社に向かう参道も、神社の回廊も人が一杯。
「散策」と言う雰囲気ではない。
そのまま、「もみじ谷」に直行!途中ホテルのレストランの「看板」に「穴子めし」消費税込2,415円の表示にビックリ。いつからか「穴子めし」が宮島の名物になったのは知ってはいたが…。子どもの頃は名物「穴子めし」は無かったはず。
最近博多で昼飯に食べた、天ぷら屋の「穴子の天ぷら1匹200円」を思い出した。
次回につづく
平和公園も何年ぶりだろう?広島市民球場、原爆ドーム…懐かしい!休日だけあって人・人・人…外国人も大変多い。
「原爆ドーム」から「平和の子の像(千羽鶴・佐々木貞子さんの碑)」にお参りし、何年かぶりに原爆慰霊碑に手を合わせる。
思えば「平和の子の像」の除幕式には小学校6年生当時、小学校代表として参列した思い出がある。50年近く昔の話。
平和公園の近くに最近引っ越した次女のマンションを訪ねる。
しばらく会わなかった為、孫に泣かれながらも一服し、市電で宮島に向かう。
宮島直通の電車の為か、車内は超満員である。平和公園経由、宮島に向かう観光客、外国人観光客で一杯。
余りに混むので、西広島でJRに乗り換える。
「宮島口」も驚くほどの人出。
JR連絡船で宮島への約10分の船旅。
JRは大鳥居の沖でゆっくりL字ターンして海からの厳島神社を見せてくれる。粋なサービスである。
「宮島」…子どもの頃から何度も訪れているが、何度来ても感動ものだ!
朱の鳥居・厳島神社の回廊、青い海、緑の彌山。これほど美しい風景と建物の構図は滅多に無い。
平清盛の美的センス、当時の人々の芸術・技術能力には敬服する。
しかし、なんと観光客の多い事か!次々と往復する連絡船はどれも観光客で満載である。
今まで数十回宮島に来た内で、こんな人出は初めて。