フルスクラッチで原型ができるまで
基本編その4
製作手順 | |
16 翼 | |
唐突に出てきた翼。 薄いパーツなので真鍮線を通してあります。 |
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ダイモテープ。 | |
テープにそって薄刃の目立てヤスリの先端でスジ彫りします。 今回は細さが不要なので目立てヤスリですが、 細いスジ彫りをするときは専用の工具や針を使います。 ポリパテへのスジ彫りは目立てヤスリの方が簡単です。 針は気泡に食い込み線の幅が乱れます。 |
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スジ彫りを終えた状態。 | |
スジ彫りだけでは味気ないので、 「いかにも動きそう」に見えるように、 耐水ペーパーやデザインナイフで加工します。 |
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モーターツール旋盤で作ったパーツ。 | |
上下に接着したものを。 | |
翼端に接着。 | |
接着剤がはみ出しているので取り除きます。 | |
ラインがきれいにつながるようにパテを盛ります。 同時にスジ彫り中に出てきた気泡も埋めます。 |
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サフ吹きの手順を経て翼完成。 | |
17 ヒレ | |
ヒレ。 いきなり完成状態。 |
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シリコーンゴムとレジンキャストでヒレを量産。 | |
足首パーツに乗せたスネパーツ。 形の歪みを把握するためにサフを吹き、歪みを修整しています。 形状が単純な事と、 パテの色が数色で歪みの判断が困難なためサフを吹きましたが、 普段はこの段階では吹いていません。 |
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ヒレを加工してスネパーツの前後に接着。 接着面にサフが残っていると接着強度が弱くなるので、 接着面のサフは接着前にきれいに落とします。 接着剤が完全硬化したらポリパテで気泡やスキマを埋めます。 |
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余分なパテを落とした後、 サフ吹きの手順を経てスネパーツ完成。 |
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18 腰 | |
足パーツがほぼ揃ったので、 製作手順10番で大まかな形を出しておいた腰に進みます。 |
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胴とモモとのバランスを見ながら削ります。 | |
あまり変化が無いように見えますが、 ほぼ形が出せた状態。 |
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腰パーツとのバランスを見て胴パーツ下部を少し削り、 中央のオレンジ色の部分にスジ彫りを2本加えた状態。 2つ上の写真と比べると腰パーツの変化がわかると思います。 |
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下から見た腰パーツ。 股関節を作るために掘り込むので目安の線を引きます。 |
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掘り込み完了した写真。 手順はモーターツールで大まかに穴を堀り、 アートナイフプロの平刃で穴を四角く拡げ、 デザインナイフと耐水ペーパーで仕上げ、 キズや気泡をきれいにパテで埋めるという具合です。 |
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腰パーツの下部に目安の線を引きます。 その理由について図で説明します。 |
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現時点では、腰パーツ下部の縁の断面はAのようになっています。 このままではカクカクした感じに見えてしまう事があるので、 線を目安にしてBのように斜めに削ります。 |
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微妙な差ですが、左が削る前、右が斜めに削った後です。 | |
股間部分と腰横のパーツを作るためにパテを盛るのですが、 盛ったパテのカタマリを分離して削り出す方が楽なので、 パテを盛る部分にセロハンテープを貼ります。 |
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貼ったセロハンテープからはみ出ないように、 数回に分けてパテを盛りパテを完全硬化させます。 パテに弾力性が残っているうちに1度外してから元に戻しておくと、 完全硬化後に外れなくなるのを防げます。 |
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盛ったポリパテを外した状態。 | |
股間部分を削り出して接着。 後ろ側にも同様なパーツが必要なのですが、 同じ作業を繰り返すのは面倒なのでおゆまるでコピーします。 おゆまるコピー |
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柔らかくなったおゆまるを押し付けます。 | |
違う角度。 | |
おゆまる型。 | |
パテを盛る部分にセロハンテープを貼ります。 | |
ポリパテを型に詰めて。 | |
型をムギュッと押し付けます。 | |
型を外した状態。 | |
違う角度。 気泡や荒れた部分を修整してパテを完全硬化させます。 |
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外して小ヤスリや耐水ペーパーできれいにします。 前後の幅がありすぎたので薄くしたため前面に気泡が出ています。 |
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慎重に位置を決めて接着。 | |
180度回転させた前側。 | |
目安の線を引いて。 | |
斜めに削った状態。 | |
胴パーツを乗せてみたらこんな感じ。 次は股関節に進みます。 その5へ続く。 |