鳥 取 県 の 歴 史

   東郷池周辺
 東郷池は、鳥取県の中央部に位置する、淡水湖であり面積は約4.5平方キロメートルもある。湖水の周辺には温泉が湧き、4月には丘陵地には白い花「梨の花」が咲き桃源郷の趣がある。
 東郷池の周辺には多数の古墳がみられ、考古学上の重要な遺物が出土している。
 北福地区から出土した「小銅鐸」、高辻地区の「子持勾玉」、宮内の「石帯」、そして国宝の「伯耆一之宮の経塚」等の遺物がある。
 野方には古代寺院、久見には礎石を使った建物があった。
 中世には京都の松尾神社との所有地の地図「下地中分」、14世紀に築かれた羽衣石城があった。
 東郷池東端にある出雲山展望台から西の平野を見る。
 眼の下にある、東郷池から日本海に流れる橋津川、そして大平山、天神川、由良川と続く。
 平野が日本海に接するところには、砂丘地があり、そこに形成された潟湖や低湿地があり、東から東郷池、北条の島・北尾地区、大栄町の瀬戸・島地区などがあった。
 東郷池以外は干拓されたが、古代には栄え周辺には多くの古墳群がある。
 日本海の幸、湖水や湿地の幸、山や平野からの幸など豊かな世界があった。
 羽合の馬ノ山古墳群、宮内の狐塚古墳、北山古墳、北条の土下古墳群、曲古墳群、瀬戸古墳群、西穂波古墳群、大谷古墳群、下種、妻波、東伯の代々、三保等の古墳群があり、ここで掲載するには、ページが足りないくらいである。
 古墳群があるということは、古代に栄えた地域であり、有力な豪族がいた証拠である。