この頁は、俺の山に関する思い出を綴ったものです。
昔の仲間、ゴメンナサイ。
このページは「すごい人」 「ワイン」です。
すごい人 紅茶パックを何回も使い、賞味期限をもろとせず、使い回しをやった。俺たちに「2・3回は味がある。乾燥させるとまだまだ使える。干してある紅茶パックを取りこんで、俺たちにふるまってくれた。 船場「吉兆」や、伊勢の「赤福」なんかまだ序の口。可愛いものだ。 会社の設備を無断で使い、ジュラルミンの懸垂用具「エイト環」を作成した。 強度テストは実施せず、無料で配布しては、事故の起こるのを待っていた。人体で直接強度テストをさせていた。 雷鳥を捕獲する為に、手裏剣を会社で製造し練習させていた。 雷鳥を自分の胃袋に入れる為に練習していたが、ボスの腕で雷鳥に当たるわけがない。 死んでいる雷鳥にも1m離れたら当たらないだろう。だから 「雷鳥」の味を聴いても教えてくれなかった。 人口登攀に使う「ボルト」を製造した。 「ボルト」は、手がかりのない岩壁にハンマーでジャンピングを叩き、深さ1cm以上直径8mmの穴を開け、その中に「ボルト(鉄の先に切れ込みに楔入れて)」を入れて、手がかりや、ハーケンもどきを叩き込む、人工的な登攀用具だ。 ボスの作成したボルトは、本当のボルトで、「ボルト・ナット」の「ボルト」を利用し作成。カラビナを使用するところは針金を使用した。 ボスはすごい。強度試験を頭でやっていた。 「ボルト」のリングを、針金で製作していた。強度は、針金の材質は、太さは何ミリだから、大丈夫だ。 何が大丈夫か。 人体実験を強要した。人体の前に強度試験を工場でやるのだが、会社の労働時間にTNに作らせたりしたものだから、極秘な試験行った。 元谷小屋の石壁に「ボルト」を打ち込み、アブミを使用し3人乗ったが大丈夫。 倉吉の八島さんが手で引っ張ったら、簡単に抜けた。 ボス曰く。 「ボルトは抜くものではない。使用するものだ」 ワイン 醸造の技術が発達しても良いブドウからでないと良いワインは作れない。 そのためブドウ作りは醸造以上に重要である。ワインに使われるブドウの種類は基本的にはヨーロッパ種である。品種はサルタナ種などごく一部に生食用に使われるものもある。 一般にワイン専用のブドウは生食用のブドウよりも粒が小さく、皮が厚く、種が大きく、甘みと酸味がより強い。 どのブドウをどの程度使うかは味の特徴を決定する大きな要因である。 その年のブドウの作柄のことをヴィンテージと呼ぶ。現在では転じてブドウを収穫した年のことをヴィンテージと呼び、その年の出来不出来によってワインの出来が変わる。 醸造するには、まず葡萄を収穫しなければならない。葡萄の収穫は糖度が14〜26度程度になったところで行う。収穫時期をいつにするかということもまたワインの味を決める重要な要素で、単純に糖度が高いだけでは酸とのバランスが悪い物になる。 ワインの製造(発酵)方法は、ブドウの芯を取り除き、実の皮を破る。 この次に、赤ワインでは果皮や果肉の混ざったままの果汁を発酵させ、白ワインでは圧搾機にかけて果汁を搾り出した後、果皮や果肉は捨てて発酵させる。 発酵させるに当たり、ブドウの果実には天然の酵母(野生酵母)が取り付いており、果汁が外に出ることで自然にアルコール発酵が始まる。 ワインは変化を受けやすい酒であり、保存の際には光・振動・温度・湿度などに気を使う必要がある。保存には「暗く」「振動がなく」「常に12から14度くらいの温度で」「適度な湿度がある」環境に「寝かせて」保存するのが良いとされる。 また光や温度以上にワインを変化させてしまうのは空気である。そのため一旦コルクを抜いてしまったワインは数日の内に飲まないと劣化してしまう。 上記の事項をうろ覚えで葡萄酒を作成しようと思った奴がいたが、出来上がった葡萄酒(ワイン)は、アルコール分もなく単なる「色付き水(果汁)」だった。 |