「スタミナ味噌」と「焼きざみ」 山の副食、酒のアテとしてこれ一品で済ませられる。 「スタミナ味噌」 温かい御飯の上にのせ、フーフーいいながら食べるスタミナ味噌を紹介します。 有り合わせの野菜 ネギ・大根・ピーマン・人参・ナス等を、全部細かく刻み込んで、重量を計る。 野菜と同重量の味噌と油を作る。 分量は米こうじ味噌を4としサラダ油0.5とゴマ油0.5を混ぜる。 野菜と味噌を混ぜるが、このときに酒・醤油・七味か一味またはトンガラシを入れる。 この量は好みであるので、始めは控えめが良いだろう。 ニンニクを入れると一層味が良くなる。 一度ご賞味あれ。 野菜は、水が豊富なものは入れないほうがよい。 味噌が水ぽくなる。 「焼きざみ」 もう一品は、山陰の郷土料理で「焼きざみ」といって、冬の保存食でもある。 本来は寒ブナ(鮒)を使った料理だが、北海道でニシンを使ってみた。 魚は小骨が多いい、白身の魚(コノシロでも可)が良い。 寒ブナは水で洗って、ウロコ・内蔵を処理しないでそのまま焼く。 焼き方は、水分が完全に無くなるまでしっかりと焼くが、カラカラにしない。 魚は頭から骨・尻尾までミンチ状態に刻み込む。 ミンチの魚に味噌(赤・白味噌どちらも可)を混ぜる。 魚と味噌の量は、魚6から7、味噌3から4とする。 寒ブナと味噌が混じり合い、熱いご飯の上にのせて食べるが、お酒のつまみにもあう。 東郷池の鮒は、冬になると一段と美味しくなりそれだけでもご馳走である。 鮒のお刺身では、鮒の卵をまぶしたお刺身はまた格別である。 ※ 塩分の取りすぎには要注意 |