第11話〜 パソコン録画
(2005/05/16)

DVDレコーダーの売れ行きが好調と聞く。数年後に地上デジタル放送に完全移行してしまうと、無用の長物になってしまうにも関わらずである。160GB程度のハードディスクを内蔵した機種が5万円程度で売られている。DVDメディアも一枚100円程度にまで下がってきた。かさばるビデオテープを処分して、DVDに移行するという流れは全くもって正しいように思われる。画質的には明らかにDVDの方がVHSに対して優位である。

しかし我が家では相変わらずビデオテープが主流である。一人一台ビデオデッキを所有していると言うこともあり、これまで録りためたライブラリの再生環境を維持する必要だと言うこともある。

かといって、手をこまねいて見ているのもつまらない。記録型DVDドライブを買ったこともあり、昨年のこのごろビデオキャプチャーカードを買い足し、パソコン録画に挑戦してみることにした。

パソコンで録画することのメリットとしては

1.ハードディスクの増設が容易である。
DVDレコーダーだと、ハードディスクが一杯になればDVDに待避させる必要があるが、パソコンの場合、1万円程度の投資でディスクを増設できる。
2.番組の編集が容易である。
マウスを用いたグラフィカルユーザーインターフェイスで作業を行えるので、リモコンに頼るDVDレコーダーとは、操作性において雲泥の差がある。
3.高画質回路の搭載。
中級以上のキャプチャーカードでは、ゴーストリダクション、ノイズリダクションなどの高画質回路を搭載している。特にゴーストリダクションは有効に働き、永久保存のDVDを作成する場合には、絶大な威力を発揮する。

逆にデメリットとしては

1.留守録への対応が弱い。
指定時間にパソコンの電源をオンオフする技術が確立されていないため、留守録の必要な場合には、パソコンの電源を入れっぱなしにしておく必要がある。ご承知のように、最近のパソコンは大変に消費電力が大きい。
2.安定性がいまいち。
専用機と汎用機の違いである。汎用機であるパソコンは、どうやっても専用機であるDVDレコーダーに、安定性・信頼性においては及ばない。

総合的に見れば、DVDレコーダーを購入する理由は十分にあると思われる。よって家内に「安くなってきたから1台買おうか?」と聞いてみるのだが、「お父さんがDVD作ってくれるから買わなくてもいいよ」と答える。う〜む、亭主は「便利な万能エンジニア」ということらしい(苦笑)


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