第1話〜我が家のオーディオシステム
(2012/11/01)
私は断じてオーディオマニアでは有りません。ハードよりはソフト重視で、システムとしては安価な部類に属すると考えています。ただ工作が好きなため、自作のものが多く含まれています。
■スピーカー
自作の20cm2ウェイで30数年前に作ったものです。フルレンジのFOSTEXS UP-203Sという強力な磁気回路を持ったフルレンジに、日立のH-54HB(たぶん)というホーンツィーターを4.5kHzあたりで繋いでいます。こ れを50L程のバスレフボックスに入れています。能率が93dB程ありますので、アンプのパワーはあまり必要としません。
■プリメインアンプ
それまで使っていたDENON PMA-690という中級アンプが壊れてしまったため、テレビ用に使っていたYAMAHAのAX-396をピンチヒッターとして起用しました。これが存外 良い音で鳴ってくれるためそのまま使っています。2万円ほどで買ったと記憶しています。ただ、最近は電源投入後しばらく左チャンネルから音が出ないという 病気を抱えているため、近いうちにAVアンプに買い換えるかもしれません。■レコードプレーヤー
私がオーディオを始めたのは、1970年代のLPレコードの最盛期ですので、当然入口はレコードプレーヤーとなります。今使っているのは2代目で、テク ニクスのダイレクトドライブターンテーブルSP-25にマイクロのトーンアーム、カートリッジはB&OのSP-15を経て、現在はオーディオテク ニカのAT-15Eaを使っています。プレーヤーとしてはまずまずのグレードかと思います。これも自作です。
■CDプレーヤー
パイオニアのDV-800AVというユニバーサルプレーヤーです。SACDを聴くために購入しました。DVDやDVDオーディオも再生できます。 HDMI出力を備え、マルチチャンネル出力も備えていますので、将来AVアンプを購入しても対応できます。音質は少し薄化粧した感じです。DACはバーブ ラウンのPCM1796を6チャンネル分独立して搭載しているので、まず悪くない構成かと思います。一番上に乗っているのは、VTR付DVDレコーダーで す。アナログ時代のものなので再生専用になっています。現在はデジタルオーディオが主流となっていますが、オーディオの基本はアナログです。なぜなら人間が感知できるのはアナログ信号だけだか らです。その中でもスピーカーが最も重要です。前段階でいかに高音質な信号を生成しても、再生するスピーカーの能力以上の音は出ません。我が家のスピー カーは一度コーン紙を貼り替えて30数年使っていますが、一度も買い換えようと思ったことが無いことから、私の耳には十分な音に聞こえていると言えましょう。
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