心の旅 幾度となく繰り返し訪れるインド。
私たちをつつみこむようにそびえるヒマラヤの山々。
普遍的に変わらない大自然、宇宙。
田舎の素朴な人々、白く澄んだ光と風。
心と体で感じたインドを作品に昇華させ、
人を描いても、風景を描いても、そこには命(魂)がある。
そんな心にしみいる作品を祈りを込めて描き続けたい。
2000年 高山博子今回初めて日本の作品を取り上げてみました。
この作品では、ヒロシマの情念を感じさせるような強烈な色彩に眼を奪われます。
広島在住の現代作家が描きたかったもの、インドに題材を取りながら、命と情念をその色彩で表現しようとする、画家の強い意志を感じさせられます。
尚、この作品は作者の了解を得て掲載しています。