第13話〜はじめての修理
(2005/12/19)

電池蓋破損


 使い始めて5年近く、一万枚以上の撮影を行ってきたE950がついに故障しました。と言っても電気的なトラブルでは無く、上の写真に見るように電池ケースの破損です。蓋の部分の二つの爪のうち一つが折れてしまい、ストレスが片方に集中したことにより受け側のラッチが割れてしまいました。これでは電池蓋の押さえが効かず、電源が入りにくくなってしまいます。

 1999年3月発売という約7年前の古いカメラなのですが、その圧倒的なマクロ性能は未だ他の追随を許さず、ゆとりのある画素ピッチと高性能なニッコールレンズのおかげで、マクロ域では現在でも一級品と言えます。ですから修理して寿命の尽きるまで使うことにしました。

 たまたま販売店の長期保証に入っていたおかげで比較的安く修理できました。修理伝票を見ると、電池ケース以外に、弱点と言われていた電源スイッチも交換されていました。多少の接触不良が有ったようです。これでしばらくは大丈夫ですね。


 右上の写真はこの夏に我が家の庭のランタナを撮ったもの。絞り開放時のボケ味の美しさはとてもズームレンズとは思えません。次々登場する新型デジタル一眼レフを横目で見ながら、「やはりマクロはE950だよね!」と、マイクロニッコール60/2.8Dが活躍を始めるまで頑張ってもらうつもりでいます。

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