第5話〜高速コンパクトフラッシュ
(2001/06/15)
レキサーCFカードとジャンプショット

E950を買って以来、記憶メディアとしてはEPSON CP-800で使っていたサンディスクの40MBを流用していた。CP-800の場合、高画質モードであっても一枚500KB程度のサイズであったため、40MBあれば約80枚ほどが撮影可能だ。これに標準添付の8MBを予備に持って歩けば、そう不足のない枚数を撮影出来ていた。
対してE950の高画質モードは8〜900KBに達し、40MBのカードではせいぜい4〜50枚の撮影枚数。やむなく半分のファイルサイズのノーマルモードで撮影していた。まぁ、ノーマルモードであっても画質的にはさほど見劣りせず、このまま行こうと思っていたのだが、E950に標準添付のCFカードがレキサーメディアの4倍速8MBのものであり、このカードをベンチマークに掛けてみたところ、なかなかに良好な結果を示したため、高速なCFカードがちらちらと気になっていた。

スピードの点では定評のあるレキサーのCFカード。実はE950購入時にも、ジャンプショット付属の48MBカードが5千円台だったため同時購入を考えたが、手持ちの40MBでは利用出来ないため、CFカードリーダーを買ったのだった。USBインターフェースを持たないE950に取っては、レキサー製品はジャストフィットなのだが、手持ちカードに足を引っ張られた格好だ。
E950で用いるのならやはり64MB以上のものが欲しい。しかし64MBのものは1万円以上もし、48MBや他社の64MBに比べてえらく割高だった。ところが先日E950を買った店にふと立ち寄ったところ、ジャンプショット付き64MBが8千円台で出ていた。高速性では定評のあるハギワラの64MBも6千円台に下がっていたため、CFカード全般に値下がり傾向なのかもしれない。ハギワラでも良かったのだが、ジャンプショットを使ってみたかったためレキサーを買ってみた。ニコンの推奨カードであることから相性も問題なかろう。ま、CFカードの場合、あまり深刻な相性問題は聞いたことがないけど。

帰宅して開封してみると、ジャンプショットが通常見かける角形の物ではなく、僕の好きななすび型のものだった。早速お約束のベンチマーク。

CFカード速度比較(KB/sec)

HDBENCH Ver.3.22
にて測定

CARD Reader

JumpSHOT

read

write

copy

read

write

copy

Lexar 8MB(4倍速)

880

796

457

778

684

548

Lexar64MB(8倍速)

881

785

405

775

678

510

EPSON 8MB

827

477

482

-

-

-

SanDisk40MB

891

514

493

-

-

-

見ていただくとおわかりのように、レキサーの4倍速と8倍速がほぼ同じ成績だ。それでもサンディスクやCP-800付属のものと比べると書き込み速度が6割方速い。うーむ、4倍速とは言え、実際は8倍速と同じ速度のチップを使ってるのかもしれない。ちなみにレキサーのラインアップには8倍速8MBのCFカードは存在しない。またメルコのCFカードリーダーの方がジャンプショットより若干高速だ。公称の1200KB/s出てないのは、USBインターフェイスの速度に足を引っ張られているのであろう。また実写でどの程度の差が出るかは、しばらく使ってみないとわからない。それはまたの機会に。

フェイジョア f=20.3mm F=4.0 1/85sec今回の写真はフェイジョアという珍しい花。外国からやってきた木で、秋にはおいしい実を付けるとのこと。この花も食べられるらしい。興味の有る方はWEBで検索してみられるとよい。

もう一つ情報があり、実はE950で撮影した画像をCP-800で転送する方法を発見した。E950の購入時に試したのだがダメだったためカードリーダーを買ったのだが(^^;;
そのからくりはまた別の機会にでも・・・

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