第1話〜E950様御降臨
(2001/05/26)
名機Coolpix950
Nikon Coolpix950

これまでEPSONの単焦点200万画素機CP-800を散歩の友としてきたが、そろそろズーム機が欲しいなと思い始めた。
銀塩カメラはニコンを使っていて、その描写力には満足しており、デジカメを買うならニコンかなぁと日頃から感じていた。
ニコンのデジカメとしては、回転型レンズの300万画素機E990、シルバーボディのE880、憧れのデジタル一眼レフD1などがあるが、200万画素のE950も発売以来2年を経た今も現行商品としてラインアップされている。

このE950、発売時に圧倒的な人気を博し、入手困難であったことは記憶に新しい。2年前にも欲しかったのだが、実売価格が10万もしたため高値の花であった。しかしここにきて猛烈に価格が下がっており、発売時の半額で入手することが出来る。1/2.7型CCDを使った200万画素機とほぼ同じ価格で買えるのだ。
F5を彷彿とさせる美しきマグネシウムボディ、圧倒的と噂されるレンズ描写力、加えて店頭から徐々に姿を消しつつあることが、決定的な購入動機となった。

15.1mm F5.9 1/62s僕が花の撮影を趣味としていることは、こちらにお越しの方はよくご存じであろう。E950のマクロ機能は、レンズ前面より最短2cmまで寄れ、加えて回転レンズを生かしたローアングル撮影が可能である。小さな草花を好んで撮る僕に取っては最適のカメラであった。
写真は初日に近所で撮ったサクラソウ。35mm換算で焦点距離80mm、絞りF5.9での撮影である。中望遠レンズらしい遠近感、美しいボケ味。期待以上の写りであった。

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