コンパクトパソコンの製作
(2004/01/01)

kojiro-2

構成表
品名 仕様 備考
CPU AMD Duron 1600MHz(Applebred) 03/11購入
マザーボード MSI KM4M-L 03/11購入
メモリ PC2700 256MB x2

グラフィックカード チップセット内蔵

HDD FUJITSU MPG3409AT1(40GB 5400rpm)

FDD 2モード

CD-RW プレクスターPX-W1210TA(12倍速CD-RW)

CPU FAN Intel(Celeron1.0用?)  
ケース TORICA CSM200 03/10購入
キーボード フロンティア神代オリジナル109キー  
マウス Microsoft 3ボタン(オプティカル)  
OS Windows98SE  
モニター IO-DATA LCD-AD152CWH  
     

備考欄の空欄は 手持ち品の流用です。

昨年秋、なにかの気の迷いからMicroATXの ケースを買って きてしまいました。
ケースだけじゃどうしようもないので、急遽組み立てたのがこれ。
マザーはVIA KM400チップセットを使ったものをと決めていたのですが、好きなメーカーのMSIにしました。12Vコネクターを備えているので、非力な200W電源 でも大丈夫かと。
CPUは当初メインマシンで使っていたAthlonXP1700+(Palomino)で組んでみたのですが、高負荷時にCPU温度が70℃にも達するの で、これではとても夏が越せそうにない。CPUファンに2800rpmのIntelリテールファンを使ってるのが問題なのかもしれませんけど、静かなマシ ンを目指しているのでPalominoは予備役にまわして、新たに出たばかりの低消費電力Applebred Duronを買ってみました。二次キャッシュが64KBと少ないのですが、クロックは133x12倍の1.6GHz。性能的にはAthlonXP1700 +に匹敵しそうです。もちろんCeleron2.0GHzなどはぶっちぎってしまいます。ものは試しと166x12倍の2.0GHzで動かしてみると、定 格 の1.5Vで楽々回ります。ちゃんとしたタワーケースに入れて、冷却をしっかりすれば常用出来そうな感じです。そしてこの時のパフォーマンスは2200+ 相当! 4千円ちょっとのCPUがこんなに高性能でいいんでしょうかね。

内部内 部はこの写真のとおりかなり窮屈です。CD-ROMがCPUクーラーにかぶさる感じで背の高いクーラーは物理的に装着できません。この小さな空間に電源 ファ ン、CPUファン、背面排気ファンと3つが密集しています。エアフロー的には給気をなんとかしたい感じです。
このケースで使ってる電源はTORICAのMPW-200MHと いう「静音」をうたったものですが結構うるさいです。高周波音が比較的耳に付きます。EnhanceのOEM品のようなので、電源品質そのものはしっかり してるようです。

メモリは僕のメインマシンからPC2700-256MBx2枚を流用しました。FSB266MHz、メモリ333MHzの非同期で動いているのですが、性 能そのものはちゃんと出ているようです。グラフィックはチップセット内蔵のUniChromeエンジンですが、描画品質、2D性能は悪くありません。ハー ドウェアT&Lに対応していないため、最新の3Dゲームなどでは辛いのですが、そのときには1万円くらいのグラフィックカードを追加すればよいで しょう。そしてその時には下手なメーカーマシンをぶっちぎるほどの高性能マシンとなります。
このマシン、昨年末に娘用のパソコンとして本稼働を始めました。これまで使っていたDuron700MHzのマシンと比べると圧倒的に速いので喜んでいる ようです。いいクリスマスプレゼントになったかな?

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