品名 | 仕様 | 備考 |
CPU | AMD Athlon64 3000+バルク (NewCastle) | |
マザーボード | MSI K8N Neo Platinum (nForce3 250Gb) | |
メモリ | PC3200 512MBx2 (Hynix) | |
グラフィックカード | Albatron GeForce FX5200P(128MB) | |
HDD | Seagate ST3250823AS(SATA250GB 7200rpm) | |
HDD | Seagate ST3160021A (IDE160GB 7200rpm) | |
HDD | Hitachi HDS725050GLA360(SATA500GB 7200rpm) | |
FDD | TEAC FD-CR7(カードリーダー内蔵) | |
DVD | NEC AD-7200S(SATA) | |
ビデオキャプチャー | バッファローPC-MV5DX/PCI | |
サウンドカード | マザーボードに内蔵 | |
SCSI | メルコ IFC-USP(Ultra SCSI) | |
CPU FAN | scythe Freezer64 | |
ケース | フロンティアFCGB-01A ATXミドルタワー | |
電源 | 玄人志向460W | |
キーボード | NMB6652TWJP | |
マウス | ロジクールCLK-C71(ワイヤレスオプティカル) | |
OS | WindowsXP HOME SP3(DSP) | |
モニター | HP L1825(18インチ液晶) | |
なんということか、家内と買い物に出かけた折、上記のマザーボードを格安で見つけたためAthlon64に特攻してしまいました(苦笑)。今はやりの90nmソケット939ではなく、130nmソケット754の枯れたCPUです。シングルチャンネルでクロックは2.0GHz。メモリの相性を気にせずに済み、AGPグラフィックカードをそのまま使えるというのがポイントです。マザーボードはソケット754ではかなりの高級品ですが、7000円台で出ていたため随分お買い得だと思います。
これまでのAthlonXPのマシンは、IDE-SATA間の大容量ファイルコピー時に、しばしばフリーズするという病気を抱えていました。VIAのチップセットはバスまわりが弱いという風説もあり、ビデオ録画時には他の作業は全く行わないということでなんとか乗り切っていました。正直なところ、録画、エンコード専用機として、Intelチップセット+セレロンあたりで組んでしまおうかなどと考えてもいました。
実はこのマザーボード、最近相場が下がってきたという情報を得て、密かにねらっていたのです。ネットでは1万円を切るくらいまで下がっていたのですが、広島では約13,000円程度。もう少し待とうかなぁ思っていたところ、現品処分で8000円を切っていたので即決しました。もちろんAthlon64用のマザーですのでCPUも新規購入です。Athlon64 3000+(CGコア、ソケット754)のバルクに、CPUクーラーとしてFreezer64というヒートパイプ式の巨大な代物。定格2200rpmの77mmファンのおかげで大変静かです。前回書いたとおり、今回のコンセプトは静音AVマシンです。電源はしばらく前に玄人志向(マクロン製)の460Wに換装してあります。12cmファン搭載のかなり静かな電源で容量も十分。DVDはLG製のマルチドライブに。AVマシン化は着々と進行しつつあったのです。
今回はS-ATAの160GBを起動ドライブにしました。70GBをシステム、アプリケーション用として、残りは写真などのデータ用です。IDE160GBは今回すべて録画データ用に割り当ててあります。160GBといっても約80時間分ですから、ちょっと油断しているとたちまち一杯になってしまいます。定期的にDVDに待避させる必要があります。フィルムスキャナーや特定のゲームなどにWindows98環境が必要なのですが、これは前回の構成そのままにサブマシンに移行しました。サブマシンとは言えSempron2400+ 、120GBHDD、512MBRAM、DVD+RWドライブと現在の水準からしても遜色ない性能です。よってAthronXP2500+がむなしく遊んでします。なぜSempronにしたのかは別項にて書くつもりです。
パソコン内部はこんな感じ。この狭い空間に5台のファンがひしめいています。上から12cm電源ファン、8cm背面ファン、CPUクーラー、6cmAGPクーラー、8cm前面ファンです。nForce3には珍しくチップセットにファンが付いていないため静かなのですが、その分熱いです(汗)。
Athlon64といえば、なんと言ってもCool'n'Quiet。負荷に応じてCPU電圧、周波数を変化させる仕組みです。定格時には1.5V-2.0GHzなのですが、ネットやこういったHP作成時には1.1V-1.0GHzまで下がります。これでCPUの消費電力は約1/4になりますので、環境にも大変やさしい。これにマザーボードのファン制御機能を組み合わせれば大変に静かなマシンが完成します。現在はCPUファン940rpm、背面排気ファン1050rpmと定格の半分以下の回転数で動いています。一番うるさいのがS-ATAハードディスクのシーク音です。左の写真のようにたくさんファンが付いていますが、それぞれ低回転で動いていますので騒音はあまり気にならないのです。エアフローとしては前下面より給気兼HDD冷却、内部ファンにて熱搬送、電源および背面ファンにて排気と教科書通りになっています。(僕は空調設備の専門家です^^)理想を言えばもう少し換気量を増やした方が良さそうなのですが、これは騒音とのトレードオフになりますので、夏になればまた考えて見るつもりです。
最新のソケット939+PCI-Express環境ではないのですが、まずはかなりのレベルに仕上がってると思います。安定度はこれまでのマシンよりかなり向上している感じですし、なにより静かです。必要に応じてHDD、メモリを増設すれば、当分は不足無く使って行けそうな感じはします。但し、パソコンの病というのは当然やってくるものですから・・・(笑)
(2008.10.11追記)
世の中は既にVISTA時代に突入したというのに、今更ながらXPを導入しました。
XPで無いと動かないソフトや周辺機器が増えてきたこともあり、リソース食いで評判の悪いVISTAより、SP3となって安定度の増したXPを選択しました。DSP版でDVDドライブと一緒に購入しました。
音楽ファイルが増えてきたこともあり、500GBのHDDをデータドライブとし、それまでデータ用に使っていた250GBを起動ドライブとしました。
そろそろマルチコアのマシンにしたいなとも思うのですが、このマシン結構安定しているし、性能的もさほど不満は無いので、もう少し使えそうです。
これまでの構成はこちら。