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2005年 4月2日
鳥取砂丘こどもの国の春まつりイベントで
お芝居「注文の多い料理店」を再演しました。
2回公演の開演前にはホールには大勢のお客様が!
こども達は最後まで真剣なまなざしで見入ってくれました。
そして、面白かった!という感想が一番の励みとなりました。
TV取材も何社か来てくださり
この舞台を再演できたことを本当に嬉しく思いました。

来月はいよいよ新作舞台「あらしのよるに」初演です。
稽古にも準備にも気持ちがこもります。

注文の多い料理店 メンバー



2005年 4月24日
おしばい「あらしのよるに」の初演公演まで
あと2週間となりました。
テレビ、新聞の取材も多くなり始め
劇団員のチラシ手配りの反応もとてもよく、
緊張感でプレッシャーも高まってきました。

ただ、まだ舞台は完成とはとても言えず、
メンバーも満足している状態ではなく、
悩みながらの準備、リハーサルがずっと続いています。

子どもたちの笑顔を迎えるために、
不安を遠くにおしやりながら、
ひたすらに積み重ねている毎日です。


2005年 5月7日
おしばい「あらしのよるに」の初演の日をむかえました。
朝9時にわらべ館入りし、役者はヘアメイク、スタッフは準備。
やがて緊張で手が震えてきました。
そして最後のリハーサルが終わると同時に開場の知らせが。
息を静める暇も無く幕を開ける時間となりました。
けれど、開場するとホールはあっという間に満席に!!
お芝居がはじまると笑い声があがり、やがて静まり、
そしてラストシーンには涙を流す方が・・・。

ロビーでのお見送りの時には感激しましたと
何人もの方から声をかけて頂き、
こども達からは次々に握手を求められました!
苦心して舞台を作ってきた私たちからしてみれば
信じられないという思いでいっぱいです。

そして、午後公演も立ち見もでる大盛況となり、
無事に、初日を終えることが出来ました。

今日来てくださった方々、
本当にありがとうございました!!
明日も無事に舞台の幕がおろせますように・・。

メンバーも本当に本当にお疲れ様でした。

2005年 5月9日
「あらしのよるに」初演を無事終えることが出来ました。
2日間で900名近いご来場をいただき
劇団メンバー全員、信じられない思いです。

ここに至るまで、つらい壁や困難がいくつもありました。
なんども挫けそうになり悩みました。
けれど、みんなでひとつひとつ乗り越える努力をして
ここまでやっとたどり着いたような気がしています。

今回の公演後、
何度も何度も感動しましたと声をかけて頂き
嬉しいメールもいくつも頂き、
本当に信じられない思いです。
でもあの苦しんだ日の積み重ねを決して忘れないで
これからも、
ちいさな歩みで頑張っていきたいと思っています。

会場に来てくださった方々、
本当に本当にありがとうございました!!
これからもこども達の笑顔に出会うために
コツコツと活動していけたらいいなと願っています。

これからも、私たちのささやかな活動を
どうぞよろしくお願い致します。

2005年 7月1日
小学校で、5、6校時の授業時間に
おしばい「あらしのよるに」公演と
表現あそびワークショップをおこないました。

はじめは照明の目新しさにざわめいていたこども達。
やがて笑ったり静まったり反応し始めました。
ラストシーンでは涙ぐむ子もいて、
何かを感じ取ってくれた様子でした。

その後体育館に移動してワークショップ。
蒸し暑い日でしたがみんな元気いっぱいに
ふしぎランドへの旅にでかけました。
表現あそびは初めてのこども達。
私たちも80名という人数には不安がありました。
けれど表情いっぱい汗いっぱいで張り切る笑顔を見ていると
私たちにも元気があふれてくるようでした。

表現あそびには多くの課題が残りました。
けれどあとからいただいた感想のお手紙には
楽しかった!という弾むようなこども達の言葉。
これからももっともっと練習して頑張ろう。
そんな思いをいっぱい受け取ることが出来ました。
小学校のお友達!ありがとうね!!

2005年10月21日
芸術祭公演が終わりました。
半年も前から準備してきたので
まだ終わってしまった実感がありません。

今回の公演は、
参加事前申し込みで、先着順でしたが、
早々に定員となりました。
けれどその後もお申し込みを頂き、
往復はがきでわざわざ送って頂いたり
丁寧なメールなど頂いているのに
お断りすることがとても出来なくて、
結局定員をかなり超えてしまいました。
当日会場にわざわざ来られて
再度申し込まれた方もおられました。
ありがとうございました。
けれど諦めて申し込み断念された方には
本当に申し訳ないことを致しました。

そして、開演の日。
お芝居は何度も再演しているけれど、
やっぱり開演前は緊張でブルブルでした。
今回も直前までトラブル続きで
間に合ったのがふしぎなほどでしたし。
でも舞台を見て涙を流すこども達を見て
胸がいっぱいになりました・・。
これ以上の嬉しいことはありませんでした。

その後第2部の表現ワークショップでは、
小学生のこども達とともに
目線をあわせるゲームや
想像力を働かせる遊びなどをおこないました。
最後には簡単な表現発表もして
あっという間の2時間でした。


振り返ってみると 長い準備期間だったけれど、
まだ時間が足りなかったなあと悔やまれます。
勉強しなきゃいけないこと
知らなきゃいけないことばかりだったと
至らなさに後でかなり落ち込みました。
でも今回の舞台で学んだこともたくさんで、
今後に絶対つなげていきたいと思いました。

県の担当の方から厳しいご意見も頂きましたけれど、
来年もよろしく、と嬉しい一言も!!
気持ちを切り替えて頑張らなければと
メンバーで励ましあいました。

ご来場いただきました皆様、励ましてくださった方々、
本当に本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。

2005年12月28日
2005年ももうすぐ終わります。
今年は7会場で11公演お芝居を上演することが出来ました。
あらしのよるにという大切な舞台を
作ることもできました。

でもその分劇団メンバーには負担や苦労をたくさん
おわせてしまったような気がします。
私自身も、悩んでつらい時期がありました。

けれど応援のメールや暖かな励ましもたくさん頂き、
そのひとつひとつに大きく励まされました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

劇団メンバーは皆、家族や仕事を持つママたち。
この活動をいつまで続けられるかわかりません。
けれど、舞台を応援してくれるこども達がいる限り
ささやかでも頑張っていきたいと思うのです。

来年は春に新作公演の予定です。
新作は新しい要素をいっぱい取り入れて
思いきり楽しんでいただける
面白い舞台にしたいと思っています。
現在脚本執筆中です。
舞台を見たこども達が
原作絵本やお芝居に興味を持つきっかけに
なってくれたらこれほど嬉しいことはありません。

今年1年私たちの活動を支えてくださったり
励ましてくださった方々、
本当に本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。

あらしのよるに 国府町公演にて 役者メンバー

tama


2004年の日記