誰も直せなかった
不可能と思っていた屋根が・・・ 直るんです。
もう はがれない
白錆と呼ばれる亜鉛メッキの風化
屋根材のトタンは、鉄板に亜鉛メッキをした亜鉛引き鉄板です。
トタン屋根にして三十年以上過ぎると、たびたび塗装をしているにも
かかわらず塗膜が割れたり、ハクリしたりすることがあります。
これは塗膜の下の亜鉛メッキが劣化して、白い粉をふき塗膜を
持ち上げて 肌別れさせているからです。
原因は、紫外線や水分ですが、屋根の南側、西側が特に
ひどいことから見ても、紫外線の影響が大きいようです。
こういう状態になると、今までの様なやり方で塗装をしても
半年ぐらいでハクリしてしまいます。 目次へ
今までの様な、ほとんどケレンをしない塗装や、ケレンをしたとしても
めくれかけの塗膜だけ取って塗装をするという方法では、弱った 亜鉛メッキの上に乗っている塗膜が次第に膨れてきて空気泡になり、 割れてめくれてきます。
めくれかけも、ちゃんとくっついているように見える塗膜も全てはがし、
白さびとも呼ばれている亜鉛の粉をきれいに落としてから、下塗りをします。
下塗り材 (プライマー・錆止め) を適度の厚さに塗り、よく乾いてから
仕上げの塗料を、希釈度、塗膜の厚さに注意して塗ります。
これで完璧なはがれない塗装が出来ます。
では いかに古い塗膜をはがすか
● サンダーでケレン → 不織布・皮スキなどで手ケレン → エアー吹き
● ハクリ剤で塗膜をとり → サンダーでケレン → 手ケレン → エアー吹き
というような方法がありますが
ハクリ剤では完璧に亜鉛の粉までは取れませんので、私どもではサンダーでの
ケレンを 主体に して、全ての塗膜を取る工事をしています。
よく付いているように見える塗膜でも、数箇所以上のハクリがある面の塗膜の
下の亜鉛メッキは劣化して います。はがしにくくても 剥がしとる必要があります。
* トタンの厚さが平均 0,3 ミリメートル(#30)についている塗膜を、
トタンに穴を 開けないように はがし取る。
* 一時間に 2〜3 平方メートル、60cm×90cmのトタン 4〜5 枚分しか
取れない、 根 気 の要る作業。 トタンへの1種ケレン・特殊技術です。 これがハクリの元でした。 これも こだわり工事 です
サンダーでケレンまたは、ハクリ剤で塗膜を取って塗装をする業者は
全国を探せばあるか も知れませんが 当社ではサンダーでケレンした後 もう一度不織布(商品名 マジックロンなど) で 手ケレン をして 亜鉛の粉を起こします。
サンダーの入らない トタンの角やハゼの中に入っている古い塗膜や
ごみも取ります。
次にエアー吹きしてトタンの塗装面をきれいにし、下塗りをします。
もちろん全面葺き替えも喜んでさせて頂きます。
メタルルーフも、塗膜が薄くなって、白く見え出したら塗装が必要です。
白くなってから長期間放置していると 上のように 塗装をしても
ハクリが始まります。
施工業者が 「この屋根材は塗装しなくても良いと言われた」 と
この様に白くなっても塗装をしない家がありますが、手遅れになると 錆も出ますし、費用も高くかかります。
他社がやったメタルルーフの塗装では、メタルの山の部分を踏んで
へこまして、そのままにして帰っているのを度々見かけます。
メタルルーフの、独特のさざなみのような模様が崩れているのは
なんとも悲しいものです。
体重をかけてよい場所、悪い場所がわからず、直し方も知らないから
でしょうか。
勿論凹んだところを直すのも、浮いた釘、抜けた釘、施工業者が打ち忘れた
釘を打ち直すのも、私どもではケレンの内のメニューに入っています。
意外と多いのが打ち忘れの釘 ( ご用心のページ参照 )
全て足場無しの工事です カラーベスト・コロニアル・セメント瓦・モニエル瓦 セキスイ瓦Uなどスレート系屋根の塗装工事も・・ 086ー278ー5887 |