金属屋根(トタン屋根)は、重量が軽く地震に強い

衝撃に強く割れない、落下しない、耐用年数が長い

等長所が沢山あります。現在ではトタンに代わり

ガリバリウムが主流となっています。

屋根の葺き方も、一文字葺き、瓦棒、段葺き、各種

瓦型に成型したメタルルーフなどと多彩ですが、

安価な割に、構造的、機能的に最高の葺き方が

菱葺きです。

屋根の葺き替えの為、トタンをはぐって見ると、

想像以上に、桟木は腐っています。

これは、ちょっとした雨漏りの累積や、結露による

水滴が原因と思われます。
    

      特 集 ・ 菱葺き    


菱 葺 き  とは   ニコニコ住宅リハウス

086−278−5887































小さな雨漏りは、釘穴、耳を大きく切った雑な   

ハゼ折、ジョイント部の雑な仕舞等で起こります。


              40年ぐらい前の工事ではそれが標準でしたが、

              必ず大小の雨漏りは見つかってい
ます。

              私どもでは、以前の悪い工事を参考にして、

              ハゼの折り方、釘の打ち方、水切りの方法などを


              工夫し、表からの雨漏りは限りなくゼロに近い

              工事を、他社に先駆けてしています。


              しかし、金属屋根の少ない欠点の一つに、

              屋根材の裏側にできる結露(けつろ)があります。


              冬場に外気が冷えると窓の内側に水滴が沢山

              ついているのをご存知でしょう。想像以上の水
滴が

              鉄板の裏側には、発生しています。


              一文字葺きの他殆どの葺き方が、横ハゼと桟木が

              水平方向に重なり接する為、裏側の結露
の水分は

              横ハゼの部分でせき止められます。

              表面の水も日当たりが悪ければ、横ハゼの中
に永く

              留まります。
その為銅板、ステンレス以外の屋根材は

              表面を塗装できても、裏からさびてくることを防ぐこと


              出来ませんでした。勿論桟木も横ハゼと接している

              所から腐ってきます。



  
                         腐食したハゼ部分

              私どもでは、桟木を水分に強い国産ヒノキを使用し、

              屋根地を茅から出来るだけ持ち上げ
空気層を作るなどの

              工夫をしてきましたが、完璧には解決できませんでした。


              しかしこの難問題をすべて解決できるのが 

              菱葺き なのです。


              菱葺きは、桟木が水平方向でハゼは斜め方向なのです。

              この為水はけが良く、桟木とハゼの
接する面が点に近い事、

              また裏に出来る結露の殆どを下側の屋根材の表側へ

              流しだす( 下
図V字部分 )事で桟木が水に濡れる事が

              殆どなく、桟木を止めている釘も錆びず、木材も
腐らない。

              表からの水は一切入らず、裏側の水も下へ下へ、

              表側へ表側へと流し出す。


              マジックのような事がこの菱葺きでは出来るのです。



菱葺き見本

           これは、デザイン的に好き嫌いを言うような次元より

           かけ離れた、大変大きな 財産的長所
なのです。

           各社の金属瓦で葺くよりもお安く出来て、このように

           機能的に優れている 菱葺き は一考に
価するもの

           ではないでしょうか


           カラートタン、ガルバリウム鋼板、銅板、ステンレスなど

           材質を問わず、版の大きさもご希望通
りに加工できます。


銅板でこの菱葺きをすれば まさに鬼に金棒です。

100年以上の耐用年数は間違いなく、

究極の屋根となります。







            一般の個人の家の仕事で、他社の工事を褒める事は

            そうそう無いことですが 平成22年1月19日兵庫県

            A市で偶然目にした、銅板の菱葺きの家、緑青が出て

            大変良い
色合いになっています。

            写真では分かりにくいところもありますが、隅々まで

            当時の最高の仕事、超懲りすぎ、もはや
道楽 の域

            (失礼)に達しています。


            まさに私どもで推奨している 銅板菱葺きを眼にして、

            同じ考えの人が、20年以上前にもいたのが分かり


            うれしくなりました。

            この屋根こそ100年以上耐えられる可能性があると

            思われます。




             奥様が居られましたので、了解をもらって

             写真を撮りました。
 瓦も 葺き方も、勿論 樋も、

             これぞ  贅を尽くした こだわり の工事の家。

  



        お問い合わせはおきがるに・・・
         086−278−5887



    

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