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故 亀井師範

均整術って何?


【創設】

故 亀井進先生が昭和26年に創設した体育手技療法で、身体の知覚変化、体型のあり方を通じて、体の中の変化を探り、これを調整するよう身体の一部に刺激を加えて体を均整にする方法です。

【姿勢と健康】

例えば、タンスにわずかなゆがみがあると引き出しは開かなくなってきます。またはホースから水が勢いよく出るためには、どこもねじれていないことが条件です。それと同じように、私たちの身体も姿勢の一部にゆがみがあると全体の調和がとれなくなり、様々な症状を引き起こすのです。
このように、悪い姿勢は健康に悪影響を及ぼすという考えからその理論と技術において姿勢保健均整術というまったく新しい分野が切り開かれました。

【均整術の考え】

均整術は、身体のゆがみをなおして姿勢を正すことにより、私たちが求めてやまない健康で快適な生活を送ることを約束するものです。均整術の姿勢をただす手技施術により、ちょうど安全を維持するため車の点検を済ませるのと同じように、身体のゆがみをとっていくことでその人の持つ自然治癒力(ホメオスタシー)が最大限に発揮され、動きや弾力性、強弱、バランスが良くなり、健康体が維持できるのです。

【西洋・東洋医学を統合した第三の医学】

これまでも姿勢を重視し、そのゆがみを正すことによって身体の異状を取り去ることを旨とする医学が全くなかったわけではありません。スチル(1828〜1917年)によって創始されたオステオパシー医学がそれです。スチルは骨格、筋肉、関節が正常なら人体の機能もまた正常であるとし、運動系の機能的、構造的な不調を観察、調整する医療体系(オステオパシー)を確立しました。その結果、それまでの現代医学がもてあましていた腰痛がオステオパシーによって簡単になおってしまいました。これは、それまで施されなかった姿勢や運動系のゆがみの調整をしたからにほかなりません。
オステオパシーも均整術と同じ手による刺激を中心とした手技療法といえます。したがって体系的には、オステオパシーは、現代医学+手技療法と表すことができます。一方、均整術は、現代医学+経穴+三大原則と12種体系にもとづく手技療法ということになります。

 三大原則


  • 平衡性 = バランス、巧妙、耐久力
  • 可動性 = 動き、行動力、弾力性、機敏
  • 強弱性 = 強さ、弱さ、力、抵抗力

 12種体型

人の身体を12種類に分類し、その体型によりどこに重心がくるのかがわかり、それぞれの体型にあわせた調整を行います。

オステオパシーが現代医学を基礎にしているのに対し、均整術は現代医学に漢方の経穴と脊髄神経反射を応用しているのが特徴です。均整術は東洋医学と現代医学を統合した、正に第三の新しい保健医療なのです。

【均整術 3つの開発力】

  @健康開発(体育)
    ・肩こり、頭痛、腰痛、膝痛など痛みをともなう各症状
    ・胃下垂、便秘、しびれなど機能的な痛み全般
    ・神経障害、婦人科疾患、血圧障害など
    ・小児喘息、頻尿、疲れやすい人など
  A容姿開発(姿育)
    個性の輝きを引き出し、調和の姿形・美しい体姿をつくる。
    ピップアップ、骨盤の引締、顔の引締、二重アゴの引締、ウエストの引締、口唇の歪矯正、
    大腿下腿の引締、上腕後面の引締、O脚X脚の調整、下顎の歪み矯正、鼻の曲がりの調整、
    上・下眼瞼下垂の調整、観骨の調整、その他健美体操
  B頭脳開発(脳育)
    正しい精神をもち、頭の働きを良くする。
    ・思考力アップ
    ・記憶力アップ
    ・行動力アップ
    ・精神を安定させる