旅行記

こころとからだの充電仙酔島の旅
2011.8.4-8.5

 鞆の浦から船で5分足らずの仙酔島に家族で夏のバカンスを楽しむスケジュールで朝ゆっくりと広島を出発した。

 途中安産の守護として有名な阿伏兎観音に立ち寄った。
5年前には次女の安産祈願をしていただき無事孫も生まれ健やかに育っているのでお礼参りが出来て良かった。

 岬の絶壁に建つこの観音堂はまわりの風景と同化しておりすばらしい景観だった。
 観音堂の絶壁にたくましくも可憐に咲いていた花を発見。
なでしこの花になぜか似ていたのでついシャッターを押しました。
 鞆の浦まできてこの常夜灯をはずすわけにはいかないので車を駐車場において町並みを散策することにした。

 時期的に氷の暖簾が目立つ昔の町並みを歩くとつい心が落ち着く。日中で暑い最中だったが町並みを横切る潮風は頬に気持ちが良かった。
 鞆の浦市内と対岸の仙酔島が一望できる高台に汗をかきながら歩いて上った。
医王寺近くに大正時代の屋敷を改造して今カフェをしている場所を発見。
 この写真はそのカフェの2階からの展望です。
冷たい抹茶とケーキをいただきちょっと贅沢な時間を楽しませていただいた。
 「さらすわてい」というカフェテラスの庭のテラスが広く、木漏れ日に涼しさを感じた。
 鞆を見下ろすロケーションはこのトイレにも取り入れていた。
広くてきれいで何といっても絶景が見下ろせるトイレはまずほかにないかも?
 前置きが長くなったが、市営渡船場からいろは丸にていよいよ仙酔島へ
時間は5分足らずだったが、船旅を楽しんだ。
 
 いろは丸では弁天島の悲しい歴史を船内アナウンスで聞きながら仙酔島へ着いた。
先日の台風で屋根が傷んだとか今屋根の修復中だったこともあり景観的には少し残念だったが、屋根を修理している大工さんにはくれぐれも熱中症や安全には気をつけてください。と祈って通り過ぎた。
 宿にチェックインしたあと江戸風呂(デトックス洞窟蒸し風呂)を体験、夕食前に仙酔島のパワースポットのひとつ五色の岩まで散策した。
青・赤・黄・白・黒の5色の岩が海岸に延々と1キロに渡って続いている。
 インド哲学の基「ヴェーダ」では「5色の地に巡り会う人は永遠なる幸福の扉が開かれるであろう」と記されています。
 囲炉裏を囲んだ海鮮料理を堪能した後、近くの海岸にて海ほたるを見るツアーに参加した。
えさの入ったひも付きの小瓶を遠くに飛ばし、5分程度待って小瓶の中に入り込んだ海ほたるを砂浜の上に注いで鑑賞した。
海ほたるは体長3mm程度で甲殻類の一種で夜行性で青く発光する。刺激を与えると激しく発光したので光った瞬間に写真を撮った。
 日本で始めて国立公園に指定され、記念切手のモデルになった仙酔島には地球のエネルギースポットでもあるが、七福神や龍神などの神々が鎮座されている神秘の島でもあり、浦島太郎伝説もある。
この写真は人生観が変わる宿「ここから」の部屋から浦島太郎の浜を写したものです。
 竜宮城は鞆の浦タワー展望台9階のコーナーから見下ろせば確かにありました。
 タワー展望台にて喫茶メニューに玉手箱があったので早速注文しました。
実は浦島太郎の玉手箱は願いを叶えてくれる玉手箱だったのです。

 開けてびっくり良い香りの煙が蔓延まるで浦島太郎になった気分です。

メニュー
・エネルギースポットをイメージした5色のクッキー
・おからの入った亀饅頭
・梅干
・飛躍茶

今回の1泊2日の家族旅行は実は結婚30周年を記念して、娘がプレゼントしてくれたものです。

今回の旅行もまた心も体も充電できた旅でした。