第11話〜タブレットを活用する
(2014/1/22)
Kindle Fike HD

 しばらく間が空いてしまいました。
 昨年Kindle Fire HDというタブレットを購入し、試行錯誤を繰り返していたのですが、ようやく使い方が定まりましたので報告します。

 タブレット端末の利用法としては
1.DLNAクライアントとして、サーバー内の音源を再生する。
2.サーバーのコントローラとして利用する。
という二つの使い方が考えられます。

1.のクライアントとしての使い方では、Avia Media Playerというアプリを使います。Avia Media Player
 kindle Fire HDではGoogle Playが使えませんので、AmazonのKindleストアからダウンロードしました。このアプリはFLAC形式のファイルを再生出来ますので、Vortexbox内の音源を取り扱うには大変都合が良いのです。ただ、サーバー情報を正確に取得できない場合が有るのか、アルバム名やアーティスト名を認識出来ない場合があります。それとサーバーの情報を、起動するたびに読み込みに行くため、サーバー内の2千数百枚分のデータを表示するには少々待つ必要があります。

 このアプリはビデオや写真の再生機能もありますので、写真をスライドショーで表示するのにも重宝します。また日本語に完全対応しているのも嬉しいところです。
 このkindle Fire HDは結構音が良く、音楽を楽しむ上での最低限の音質は確保できています。ちょっとした調べ物をしたり、家族でYoutubeを見たりと、購入以来かなり活躍してくれています。

2.のコントローラとして使う方法については、少々難儀しました。
 第8話で紹介したネットワークプレイヤーを使う場合には、メーカーが提供している専用アプリを利用すれば良いのですが、私のシステムではパソコンをDLNAクライアントとして使うか、Vortexbox内蔵のプレーヤーで再生するか、二通りの方法しかありません。
 タブレットをコントローラとして使うメリットとしては
1)視聴位置から選曲が出来る。
2)騒音源となるパソコンを起動せずに音楽を聴くことが出来る。

 よって、この二つの条件を満たすためにはVortexbox内蔵のプレーヤーを使うことになります。VortexboxはSqueezeboxというサーバーソフトを持っていて、これでデータベースの作成、楽曲の再生を行えます。Squeezeboxをタブレットのブラウザから呼び出すことで選曲が可能になります。ただ7インチのタブレットでは、Squeezeboxの小さなボタンを押すのは至難の業ですので、あらたにタッチペンを購入しました。多少コツは必要なのですが、これで十分実用になります。



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