
LPジャケットギャラリーでは始めてのカラヤン指揮の作品。別にカラヤンが嫌いだなんてことは決してなく、レコードも多く有るのだけど、カラヤンの顔写真のアップじゃね?ということで今回初登場です。
フランツ・レハールのオペレッタ『メリー・ウィドウ』は、20世紀初頭のパリを舞台として、巨万の富を相続した若き未亡人ハンナをめぐる恋物語。ドイツ語で演じられるのが変だけど、なぜか音楽的にはしっくりきてる。
カラヤンという人は、こいう音楽を演奏させると抜群にうまい。こういった通俗的な音楽においても、オーケストラの響きは柔らかく端正で、歌い手の表現も節度を保って美しく歌われている。
今回取り上げたのはジャケットでは無く、解説書の表紙を飾っている、初演当時のパリのレストラン「マキシム」のメニューよりのイラスト。デュフィやモディリアーニの活躍した当時の、パリの雰囲気を感じていただけるだろうか。
(March.2000)