
もうLPレコードが増えることは無いだろうと思っていたのだが、最近ちょくちょく中古レコード店に出入りするようになった。そこで見つけたのがこのアルバム。
ヴィヴァルディの12曲からなる、協奏曲集作品4"ラ・ストラヴァガンツァ”。定評有るイ・ムジチ合奏団の演奏である。"ラ・ストラヴァガンツァ”というのは、「風変わり」という意味らしい。と言って現代の感覚では特に「風変わり」な音楽とは感じられない。ヴィヴァルディらしく、明るく流麗で、通奏低音にオルガンが用いられているのが特徴的に感じる。
このアルバム、現在では輸入盤の全集物でしか入手出来ないようで、こうやって独立した形で、格安に手に入れられたことは望外であった。1963年と古い録音ながら、素晴らしい音で聴けることは二重の喜びである。
ジャケットは、アルビノーニの作品9と同様、18世紀フランスの画家、ニコラ・ランクレ(Nicolas
Lancret)の作品である。
Stock Bookの古楽画廊で、この作品の解説を読むことが出来る。
音楽ファンも、美術ファンもたっぷり楽しめる素晴らしいサイトである。是非訪れて頂きたい。
(2007.5.7)