交響曲第3、6番
シベリウス(1907、1923)
Symphony No.3,6
コリン・ディヴィス指揮/ボストン交響楽団
1976年(頃)録音 9500 142 蘭フィリップス

フィンランドの大作曲家、ヤン・シベリウスの交響曲といえば、初期の1.2番が特に有名で録音の数も圧倒的に多い。かくいう私も2番の交響曲が特に好きで、あの叙情的な旋律を聴くと脳味噌がとろけそうになる。
ところが専門家に言わせると、1,2番はチャイコフスキーの物まねで、音楽的な価値は高くないと言う。
ということならと、3番以降の交響曲も聴いてみることにした。

ここで取り上げた第3番の交響曲では、その第2楽章で語りかけるような主題を、様々な楽器で展開してゆき、それを低弦群がしっかり支えている。特に盛り上げるでもなく、淡々と進んで行くのであるが少しも飽きさせない。北欧の涼やかな叙情を感じさせる名曲であろう。

第6番の交響曲は、もう少し華やかな音色に彩られてはいるが、シベリウス後期の曲に共通する透明感に満ちている。

ジャケットはムンクの『戸外で』(1891頃)、オスロのムンク美術館所蔵作品である。

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