
ジャズのアルバムというのは、余程オリジナルのジャケットデザインにこだわるものらしく、このLPも何度目かの再発の筈だが、裏面はオリジナルのドイツ語解説そのままとなっている。
コンセントに4つのカラフルなプラグが差し込まれたジャケットデザインだが、これは4人の個性的なジャズメンの幸福な出会いをあらわしたものであろうか。
よく見るとケーブル部分にそれぞれのプレーヤーの名が記されており、ミルト・ジャクソンのものだけがちょっと浮いてるのが面白い。
現代アートを感じさせるデザインなので取り上げてみた。
オスカー・ピーターソンは言わずとしれたジャズピアノの名プレーヤー。ミルト・ジャクソンはMJQ(モダン・ジャズ・カルテット)を率いるヴァイブの大立て者。それにレイ・ブラウンのベース、ルウ・ヘイスのドラムスを加えた臨時編成のカルテットである。
選曲はローリング・ストーンズの「サティスファクション」、「白雪姫」から「いつか王子様が」、ビクター・ヤングの「恋に落ちたとき(When
I Fall in Love)」など親しみやすい曲目を集めている。演奏は他流試合らしく丁々発止の掛け合いはスリリングで手に汗を握るものがある。