ラヴェル ピアノ曲集
アンヌ・ケフェレック(1992,3)

"RAVEL:PIANO WORKS"
Anne Queffelec
1990,92年録音 Virgin CLASSICS

最近急にラヴェルのピアノ曲が聴きたくなって、市内のCDショップを物色していたところ、見つけたのがこのアルバム。ラヴェルのピアノ独奏曲全集で、CD2枚に収録されている。LP時代にはサンソン・フランソワの演奏をよく聴いていたのだが、たまには違う演奏家で聴いてみたくなった。何種類か並んでいる中で、ひときわ目をひいたのがこのアルバム。

ジャケットに用いられているのは、ジョン・エヴァレット・ミレイのオフィーリア。シェークスピアの戯曲『ハムレット』のヒロイン、オフィーリアの最期の場面を描いた作品です。
ラヴェルのピアノ曲との関連から言えば、むしろベラスケスの王女マルガリータの方が似つかわしいと思うのですが、いかがでしょう。もちろん「亡き王女のためのパヴァーヌ」をイメージしてのことです。

このアルバムを聴いて感じることは、ラヴェルの音色って、なんてキラキラして綺麗なんだろうということ。廉価版ながら録音は優秀だし、演奏も文句なし。輸入盤を扱っているお店なら、入手は難しくないと思います。断然おすすめです。

(Jun.2006)

【オフィーリア】Ophelia(1851〜1852)
ジョン・エヴァレット・ミレイ
John Everett Millais / 1829-96
油彩・キャンバス・76.2 x 111.8 cm
Tate Gallery, London

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