ダフニスとクロエ
ラヴェル(1912)
ダフニスとクロエ
小沢征爾指揮/ボストン交響楽団
タングルウッド・フェスティバル合唱団
1975年録音 2530 563 独グラモフォン

ストラヴィンスキーの3大バレエを委嘱したことで知られる、ロシアバレエ団を率いるディアギレフは、ラヴェルにもひとつの作品を委嘱している。
古代ギリシャの田園詩に基づいて創作された『ダフニスとクロエ』は、羊飼いの若い男女、ダフニスとクロエの、無邪気でいかにも牧歌的な素朴な愛情をテーマとして繰り広げられる。初演では振付師フォーキン、主演はニジンスキーとカルサヴィナ、指揮は春の祭典の初演者としても知られるモントゥーであった。
ラヴェルの音楽は、神秘的な合唱と精緻なオーケストレーションが相まって、幽玄な響きを醸し出している。全曲の内、第3場の音楽を用いて、ラヴェルは演奏会用組曲を編んでいる。第2組曲と呼ばれる物であるが、一般的にはこちらの方が多く取り上げられる。

ジャケットには、シャガールが1959年に手がけた舞台デザインが用いられている。上の写真でははっきりわからないので、もっと鮮明な画像を! という声が聞こえてきそうなので、サーバー容量が目一杯なのだけれど大サービスである。(1999.4)

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