
デンマークの作曲家カール・ニールセンの4番目の交響曲。北欧の作曲家といえばシベリウス、グリークあたりが有名だが、このニールセンの「不滅」は、弦楽合奏を主体とし、シベリウスの後期の交響曲に似た禁欲的な響きがする。
ところが第4楽章に入ると、左右に配されたティンパニーの乱れ打ち。この曲最大の聴きどころと言える。フィナーレの荘厳さはマーラーの3番の交響曲を彷彿とさせる。
ジャケットは赤く染まった空にぽっかり浮かんだ太陽。その中にタイトルが記されている。
こうやっていろんな作品を取り上げてみて感じるのだが、1970年前後の米コロンビア(CBS)のジャケットデザインの素晴らしさは他を圧倒している。バーンスタインのマーラーシリーズ、ブーレーズのフランス管弦楽曲、意欲的なデザインが目白押しである。