
「WEB美術館」のルソーの『夢』でも紹介した、ジャケットデザインだけで購入したレコード。アンリ・ルソーの『蛇使いの女』が使われている。
このレコードはティルソン・トーマスのデビュー作ではないかと思う。響きに対しての感受性豊かな指揮者で、当時20歳代ではないかと思われるが、ボストン交響楽団から精妙な響きを引き出している。
ドビュッシーの音楽は印象派的と言われる。『牧神の午後への前奏曲』で聴かれるような朦朧とした響きがそう言わせるのかもしれない。ラヴェルの刃物のような、切れ味するどい音楽と対比してみればそう感じられることもある。
ただ、チック・コリアのピアノインプロヴィゼーション1,2集を聴いたとき、まるでドビュッシーの前奏曲1,2集のようだなと感じた。ドビュッシーは後世のジャズ・アーティストにも大きな影響を与えた作曲家ではないかと思う。