
ヴィヴァルディと並び、ヴェネツィア後期バロックを代表するアルビノーニの12曲からなる協奏曲集。12曲のうち8曲がオーボエのための協奏曲である。
私はオーボエの哀愁を帯びた音色がとても好きで、特にこの曲集の中の2,8番の協奏曲をよく聴く。アルビノーニは42曲の協奏曲を発表しているが、このうち16曲がオーボエのための曲である。いかにオーボエという楽器を好んでいたかわかる。
以前奥村チヨが歌った『終着駅』という歌の原曲が、アルビノーニのオーボエ協奏曲だと聞いたことがあるが、未だに確認できていない。あと8曲なんとか調べてみよう。
ジャケットは貴婦人たちが網で鳥を捕らえようとしている絵だが、作者、作品名とも不明である。まさに網を引かんとする男の真剣な表情に比べ、いかにも屈託のない貴婦人の表情が好対照である。
(2007.5追記)
ちょっとした調べものをしていたところ、このジャケットの作品名が判明した。
18世紀フランスの画家、ニコラ・ランクレ(Nicolas Lancret)の「春」という作品である。