■１９４０ 昭和１５
６月１４日 ホームへ
広島県呉市長迫町４３番地に，父小笠原彦八 母鶴代の５人兄弟の二男として生まれる。
■１９５３ 昭和２８ １３歳
３月 呉市立原小学校 卒業（第２回生）
■１９５６ 昭和３１ １６歳
３月 呉市立東畑中学校 卒業（第８回生）
■１９５９ 昭和３４ １８歳
３月 広島県立呉三津田高等学校 卒業（第１０回生）
４月 香川大学学芸学部美術専攻科 入学。
入学と同時にスペイン語をラジオ講座で学び始める。
■１９６２ 昭和３７ ２２歳
４月 第１２回モダンアート協会展初入選
これ以後 作家名「小枝霜根」として出品，個展を行う。
「小枝霜根」は１９８０（昭和５５）頃まで、作家名として使う。
１１月１４日～１９日 高松市琴参ギャラリー 「三人展」
美術専攻科同期生の石川篤司・香西二三雄と共に。
■１９６３ 昭和３８ ２３歳
１月２０日～２７日 高松美術館で、同メンバーによる「卒業制作展」
３月 香川大学科学芸学部美術専攻科 卒業
４月 ２２歳 広島県立西条農業高校・本郷工業高校 美術科講師として着任
■１９６４ 昭和３９ ２４歳
４月 広島県立西条農業高校・可部高校 美術科教諭として着任
４月 第１４回モダンアート協会展出品
■１９６５ 昭和４０ ２５歳
４月 第１５回モダンアート協会展出品
８月２日～７日 東京 サトウ画廊で初個展「あるボーフラの個展」
資料１・・・サトウ画廊月報第１１３号７・８月号「あるボーフラの個展」本人の文章
７月 スペイン政府奨学生としてサン・フェルナンド美術大学留学が認められる
■１９６５ 昭和４０ ２５歳
資料５・・・留学の目的・計画申請書（スペイン語・日本語）
■１９６６ 昭和４１ ２６歳
４月３０日～５月５日 高松市 ミヤタケ画廊
「スペイン留学のための小笠原忠弘個展」
５月３０日～６月４日 東京 サトウ画廊
「スペイン留学のための小笠原忠弘 個展」
資料２・・・サトウ画廊月報第１２２号６月号「第２回個展にあたって スペイン留学を目前に」本人の文章
６月２０日～２６日 ２６歳 広島市 中国新聞社ホール
「スペイン留学前 個展」
資料３・・・個展パンフ①村井正誠 「小笠原の絵」 ②ヨシダヨシエ ③本人の文章
資料４・・・中国新聞６月２４日「ギャラリー散歩 漂う詩情」
１０月より翌年９月までスペイン政府奨学生として，サン・フェルナンド美術大学に学ぶ
■１９６７ 昭和４２ ２７歳 留学中
４月１日～１５日 スペイン マドリード ミネルバ画廊 個展
資料６・・・ミネルバ画廊個展パンフレット（翻訳あり）
５月２３日～６月１０日 スペイン マドリード セイケル画廊 個展
資料７・・・個展パンフレット（wabiについて翻訳なし）
資料８・・・新聞各社①～⑬まで切り抜き記事あり
① １９６７・５／１２スペイン「アメリカンウィークリー」～二人の若い画家～・・・①は英語版。翻訳あり。
②～⑬は、スペイン語記事（一部翻訳）
資料９・・・わたしの個展の開催意図 忠弘スペイン語文章「ボ－フラは蚊の幼虫、そのペンネームを使う。美のため絶対者の奴隷となる」（翻訳あり）
９月 スペインより帰国 広島県立観音高等学校 美術科教諭として着任
■１９６８ 昭和４３ ２７歳
広島大学の井上教授の主催するスペイン語教室に入る。浜田さん（当時熊平金庫勤務）や修道大学講師のデミンゴさんと知り合う。
３月 観音高校研究紀要 第５号 表紙のみデザイン
４月 第１８回モダンアート協会展 奨励賞受賞
■１９６８ 昭和４３ ２７歳
４月スペイン マドリード サン・セバスティアン画廊
村井正誠などと１３人で日本人画家展
■１９６９ 昭和４４ ２８歳
３月 観音高校研究紀要 第６号 表紙デザイン（書道教諭貝原司研と）並びに試訳
「ベラスケス概論――１９４３年」（ホセ・オルテガ・イ・ガセットによる１９５０年スペイン語版）
４月 第１９回モダンアート協会展出品 モダンアート協会会友推挙
１０月１７日～３１日アメリカニューヨーク ソーディ画廊個展（紙のコラージュ）
■１９７０ 昭和４５ ２９歳
３月 観音高校研究紀要 第７号 表紙デザイン（書道教諭貝原司研と）並びに試訳 「ベラスケス概論――その２」
４月 第２０回モダンアート協会展出品
４月１３日～１８日 東京 櫟画廊 個展
９月５日～１６日 広島ピカソ画廊・梟画廊「帰国第１回個展」
資料１０・・・パンフレット 村井正誠 「小笠原の絵 スペインで学んだこと」
資料１１・・・中国新聞夕刊９月８日「絵の具を使わぬ絵画」
資料１２・・・サンケイ新聞１１月９日 本人の文章「文化サロン～ひとこと～創造と個性」
資料１３・・・同人誌「火皿詩会～小枝霜根個展評～」同僚の福谷昭二さん
資料１４・・・中国新聞夕刊６月９日 本人の文章と絵 「スケッチ帳から 女性」
資料１５・・・企業教育ジャーナル９月２３日「誌上ギャラリー」 絵について・記者記事
■１９７１ 昭和４６ ３０歳
３月 観音高校研究紀要 第８号 表紙デザイン（書道教諭貝原司研と）並びに試訳「ベラスケス概論――その３」
４月 第２１回モダンアート協会展出品
６月２１日～２６日 東京 第４回櫟画廊 個展
資料１６・・・６月２１日 Mainiti Dayly News 「Art people and Places」（訳なし）
資料（１６）・・・みづゑ８月号 NO７９９ 写真・絵のみ
■１９７２ 昭和４７ ３１歳
３月 観音高校研究紀要 第９号 表紙デザイン（書道教諭貝原司研と）並びに試訳「ベラスケス概論――その４」
４月 第２２回モダンアート協会展出品
６月１２日～１７日 東京 第５回櫟画廊 個展
資料１７・・・６月１６日 Mainiti Dayly News 「Art people and Places」（訳すこと）
資料１８・・・中国新聞夕刊６月１７日「美展 日本の伝統美を連想」
資料１９・・・中国新聞１１月２日本人文「スペイン賛 ゴヤの版画について ～暗い部分えぐる～」
■１９７３ 昭和４８ ３３歳
３月 観音高校研究紀要 第１０号 表紙デザイン並びに試訳「スペイン美術史――その１試訳」
４月 第２３回モダンアート協会展出品
７月・８月 デミンゴさんの企画するスペイン・ポルトガル旅行に参加
■１９７４ 昭和４９ ３４歳
４月 第２４回モダンアート協会展出品
モダンアート協会会員推挙 「小枝霜根」
６月 スペイン政府奨学生として、再び１年間の美術大学留学を推奨される
休職措置が得られないため断念する
■１９７５ 昭和５０ ３５歳
４月 第２５回モダンアート協会展出品
４月１１日～１６日 広島そごう ヒロシマアートナウ１９７５
９月～１０月５日 岡山市総合美術センター 第４回 汎瀬戸内現代美術展 出品
資料（１９）・・・山陽新聞９月２７日、朝日新聞１０月４日， 中国新聞１０月１日 展覧会記事
本人の名前や作品については掲載無し
■１９７６ 昭和５１ ３６歳
４月 第２６回モダンアート協会展出品
１０月 岡山市 第５回 汎瀬戸内現代展 出品
■１９７７ 昭和５２ ３７歳
４月 第２７回モダンアート協会展出品
■１９７８ 昭和５３ ３８歳
４月 第２８回モダンアート協会展出品
広島市 遊子館画廊 「絵画と言語のHazama」 出品
資料２０・・・観音高校定時制文集「灯」No２６ 本人の文章「カー・スクールに通って」
１９７９ 昭和５４ ３９歳
４月 第２９回モダンアート協会展出品
６月１１日～１６日 東京 櫟画廊 第６回個展
資料２１・・・中国新聞６月１３日「展覧会 奥行きのある空間を追求～小枝霜根個展～」
資料２２・・・アサヒイブニング ６月１５日「Arts～ Peter Mollenkof記者の記事」（訳なし）
６月７日～２０日 岡山市 第６回 汎瀬戸内現代展 出品
第１４回 現代日本美術展 出品（東京都美術館・京都市立美術館）賞候補
資料２３・・・１２月１５日 呉三津田高校卒業２０周年記念誌 「最近の１日」本人の文章
資料２４・・・観音高校定時制文集「灯」No２７ 本人の文章「最近のことから」
■１９８０ 昭和５５ ４０歳
４月 第３０回モダンアート協会展出品
７月５日～１３日 広島 ギャラリーオダ個展
資料２５・・・中国新聞７月５日
「展覧会 １２年ぶりに地元で」
資料２６・・・観音高校定時制文集「灯」No２８ 本人の文章「最近 考えること」
第２回 北九州ビエンナーレ展 出品（北九州市立美術館）
■１９８１ 昭和５６ ４１歳
４月 第３１回モダンアート協会展出品
資料２７・・・毎日新聞４月２４日「春の公募展から」
「モダンアートでは・・・立花みどり，小枝霜根らがいい仕事をしている。」
第７回岡山市 汎瀬戸内現代美術展 出品
■１９８１ 昭和５６ ４１歳第１５回 現代日本美術展 出品（東京都美術館・京都市立美術館）
毎日新聞４月２０日号 入選者名出る
■１９８２ 昭和５７ ４２歳
４月 第３２回モダンアート協会展出品 以後 作家名「小笠原忠弘」
第４回ジャパンエンバ美術コンクール展出品（兵庫）
第３回北九州絵画ビエンナーレ展 出品（北九州市美術館）
１月 ニューアート・広島１００選 出品
（広島市 ぎゃらりいNEW）
資料２８・・・中国新聞１月７日「NEW ART １００展をみて」
「小笠原忠弘の[CHU・７６]はベニヤ板に穴をあけ、濃い朱色を吹きつけ、平面の立体化、色調の明暗とかげをみせ・・・」
１０月１１日～１６日 東京 シロタ画廊 個展
■１９８３ 昭和５８ ４３歳
４月 第３３回モダンアート協会展出品
８月１８日～２３日 広島市 スズカワ画廊 個展
「８３ 美術 ひろしま 第２集」
広島市文化振興事業団 掲載
広島の現代美術展 出品（広島県立美術館）
９月１９日～２４日 東京 シロタ画廊 個展
■１９８４ 昭和５９ ４４歳
４月 第３４回モダンアート協会展出品
第４回北九州絵画ビエンナーレ展 出品（北九州市美術館）
■１９８５ 昭和６０ ４５歳
４月 第３５回モダンアート協会展出品
“１１人の方法と表現”ミチコ・ファインアート出品（広島市）
■１９８５ 昭和６０ ４５歳
１０月２３日～１１月３日 第９回岡山市 汎瀬戸内現代美術展 出品
■１９８６ 昭和６１ ４６歳
４月 第３６回モダンアート協会展出品
■１９８７ 昭和６２ ４７歳
４月 第３７回モダンアート協会展出品
６月１日～６日東京シロタ画廊 個展
■１９８８ 昭和６３ ４８歳
４月 第３８回モダンアート協会展出品
６月１日～６日
ニューヨーク 日本クラブギャラリー 個展（米国人彫刻家ジェーン・サブロウとの２人展）
資料２９・・・ 中国新聞夕刊６月１８日「NYでモダンアート展 広島の高校教師小笠原さん
ベニヤ板素材の抽象作品を７点 」
資料３０・・・ 日本クラブだより ギャラィーレポート「公分母」二人展 小笠原忠弘・ジェーンサブロウ」
■１９８９ 平成元 ４９歳
４月 第３９回モダンアート協会展出品
「８９美術 ひろしま 第８集」
広島市文化振興事業団 掲載
■１９９０ 平成２ ５０歳
４月 ４０回モダンアート協会展出品
４月 広島県立五日市高等学校に勤務
第１回 公募 「広島の美術」 出品
３月１０日～１８日 ギャラリー オダ 個展
７月９日～１４日 東京 シロタ画廊 個展
資料３１・・・ 中国新聞夕刊 ７月１１日 シロタ取材
「もっと自由に考えてみよう～現代美術作家の小笠原さん 」
９月２５日～１０月２０日 マドリード セイケル画廊 個展
資料３２・・・１０月１２日～１８日号 マドリッド“EL PUNTO DE LAS ARTES”紙
資料３３・・・１０月４日 “ABC”紙 ←Wさんに翻訳依頼中
■１９９１ 平成３ ５１歳
４月 第４１回モダンアート協会展出品
「９１美術 ひろしま 第１０集」
広島市文化振興事業団 掲載
５月３日～８日 出雲市 ギャラリー・高瀬川 個展
資料３４・・・５月１日 出雲新聞 「小笠原忠弘さん 出雲で個展 平面絵画 好評」
■１９９２ 平成４ ５２歳
４月 第４２回モダンアート協会展出品
第２回 公募 「広島の美術」 出品
１９９３ 平成５ ５３歳
４月 第４３回モダンアート協会展出品
３月３０日～４月４日 広島 三越画廊 個展
「小笠原忠弘油彩展～詩的な平面を求めて～」
資料３５・・・４月３日 朝日新聞 「高校教諭が油彩展」
資料３６・・・４月３日 中国新聞 「風シリーズ中心に２７点」
１９９４ 平成６ ５４歳
４月 第４４回モダンアート協会展出品
第３回 公募 「広島の美術」 掲載
■１９９５ 平成７ ５５歳
４月 第４５回モダンアート協会展出品
■１９９６ 平成８ ５６歳
４月 第４６回モダンアート協会展出品
■１９９６ 第４回 公募 「広島の美術」 出品
■１９９７ 平成９ ５７歳
広島県立五日市高等学校をもって辞職
４月 第４７回モダンアート協会展出品
■１９９８ 平成１０ ５８歳
４月 第４８回モダンアート協会展出品
５月２１日～２６日 広島 ギャラリー・ヨコタ 個展
資料３７・・・５月２３日 中国新聞夕刊 「広い空間を画面に凝縮」
６月 渡西
■１９９９ 平成１１ ５９歳
１月１７日～２月４日 一時帰国
４月 第４９回モダンアート協会展出品
５月 マドリッドを引き上げる
■２０００ 平成１２ ６０歳
４月 第５０回モダンアート協会展出品
■２００１ 平成１３ ６１歳
４月 第５１回モダンアート協会展出品
■２００２ 平成１４ ６２歳
４月 第５２回モダンアート協会展出品
３月１９日 肺ガン手術 左肺全摘出
４月３日 退院
■２００３ 平成１５ ６３歳
４月 第５３回モダンアート協会展出品せず
■２００４ 平成１６ ６４歳
４月 第５４回モダンアート協会展出品せず
８月～９月 放射線治療
■２００５ 平成１７ ６５歳
４月 第５５回 モダンアート協会展出品せず
■２００６ 平成１８ ６６歳
４月 第５６回 モダンアート協会展
３月～６月 抗ガン剤治療
８月１９日 肺気腫 入院
９月３日 病没
■２００７ 平成１９ ４月
第５６回モダンアート協会展 遺作出品
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