指揮者の紹介

音楽監督 林 忠敬

広島大学教育学部音楽科卒業。フルートを竹本博氏、林リリ子氏に師事。1972年、1973

年ザルツブルグ“モ−ツアルテウム”国際アカデミーにて、カールハインツ・ツエラー氏、

ゲタルト・ツエラー氏にバッハ・ヘンデルを中心としたバロック音楽とモーツアルトの音楽に

ついて師事する。1970年からソロリサイタルを行い、バッハ・ヘンデルなどの後期バロック

時代のものを多く行ってきた。1980年広島国際フェスティバルにて広島交響楽団と“フルー

ト協奏曲の夕べ”。1985年バッハ生誕300年を記念して広島国際フェスティバルにて全曲

演奏。1990年音楽生活30年を記念して福山市・笠岡市・姫路市にて記念リサイタル。1992

年南西ドイツオーケストラと“ブランデンブルグ協奏曲”1997年40年の教職退職を記念して

4月・7月・9月の連続演奏会などがある。                       

 合唱指揮者としては、森正指揮法講習受講、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮法講習聴講

(1973年)。1964年から福山混声合唱団の指導にあたり今日にいたる。その間、1976年モー

ツアルトの“レクイエム”、1981年シューベルトの“ミサ第6番”、1987年ロッシーニの 

“スタバトマ−テル”、ベートーベンの“コールファンタジー”、1991年モーツアルト没後 

200年記念“レクイエム”、1992年モーツアルト“戴冠ミサ”、以上の曲を広島交響楽団と、

1983年アマチュアのオーケストラ、福山フィルハーモニーとシューベルトの“ミサ第5番”、

大阪フィルハーモニー、日本フィルハーモニー、広島交響楽団とのベートーベンの第9交響曲

演奏などがある。                                  

 40年間、中学・高校・大学で教職にあった関係で、吹奏楽の指導・コーラス部の指導にもあ

たり、現在福山地区の高校で吹奏楽の定期演奏会が盛んに開かれているが、それの嚆矢となる

ものを始めたのが30年前の葦陽高校の演奏会であった。                 

 

 

正指揮者 日高京子

 洗足学園大学音楽部声楽科卒業。近藤安个、三枝喜美子の両氏に師事。指揮を林忠敬氏に

学ぶ。                                      

 東京では二期会合唱団にて数多くの演奏会・オペラに出演。1983年より声楽アンサンブル

の喜音の会に所属し音楽活動を開始。様々なコンサート、オペラ等を企画、出演する。また

合唱・宗教曲のソリストとしてモーツアルト“レクイエム”“戴冠ミサ”チマローザ“レク

イエム”ベートーベン“第九”ハイドン“ネルソンミサ”等に出演。リサイタル開催。  

  指揮活動では福山混声合唱団定期演奏会にて、合唱組曲“蔵王”を指揮しデビュー。   

日高好一オペラ研究所“泣いた赤鬼”、ジュニアコーラス定期演奏会、福山混声合唱団定期

演奏会、合唱組曲“息づく日々”を指揮する。                    

  現在、福山混声合唱団・オペラマイスター日高ジュニアコーラス指揮者。オペラマイスター日高所属。