ある旅立ちの日のこと


                          作詞・作曲  熊丸 祐次



見知らぬ町の人波の中  重い荷物かかえ 大きな歩幅で歩いてる

昨日までのリズミカルな生活が  夜明けと共に  不規則な荒波に投げ込まれた

嘆いたり妬んだりする間もなく ただ笑って 歯をくいしばって 飛び込んだ

誰かのために  生きてみようと 思ってるんだ かすかな光をたどって

進んでみようと  引き返せない 一期一会の 大切な この道




不自由のない生活に慣れ  妻や子供たちに 守られてここまで生きてきた

ひとりじゃなにもできない男  一人暮らししてたのも もうふた昔も前のこと

でも自分の暮らしのことより よぎる不安は守るべき家族のこと ひとりひとりの

旅立ちの時を タメ口で ふざけたり 下を向いたり 抱きついたり

どれも自分の遺伝子たち 伝わる思いが 胸を しめつける



大切に思っていること うまく言葉で 伝えられない ひとりひとりに

旅立ちの時を タメ口で ふざけたり 下を向いたり 抱きついたり

笑顔で包んだ やさしさを 手渡すような  歌を唄いたい




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