一冊のシナリオ


                            作詞・作曲  熊丸 祐次


人はこの世に生まれ そしていつしか  そう 誰もが同じ 終わりを告げる

いつおとずれるやもしれぬ その時を 今日か明日かと 待つんだね

ありふれた 人生の繰り返し その一人が君

当たり前のことさ だけども なぜか 涙が止まらないんだ

こみあげる やり場のない 怒りとあせりと悲しみ

答えが見つからない 数式のように 書いては消している

抜け殻になった君と 僕に語りかける 変わらぬ 君の笑顔が

僕の心をぐしゃぐしゃに掻き回すんだ 

でも君は笑ったまま 泣いてる僕を見て笑ってる




人は一人一人 生まれたその日から そう 一冊のシナリオがある

変えることの出来ない ひとつの物語  一ページ一ページ 読み続ける

結末のページまで読み終えた その一人が君

読み返しはできない だけども 僕の心で君が笑う

こみあげる やり場のない 怒りとあせりと悲しみ

壊れたディスクのように 何度も 何度も 繰り返し君は笑う

抜け殻になった君と 僕に語りかける 変わらぬ 君の笑顔が

僕の心をぐしゃぐしゃに掻き回すんだ 

でも君は笑ったまま 泣いてる僕を見て笑ってる




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