小さな手


作詞・作曲  熊丸祐次


手をのばせば いつもぬくもりがある 言葉に出せない 淡いしあわせ



心とうらはらの 君を困らす 言葉と態度 分かってくれるかい



口に出すと 色あせてしまう思い 言葉では 言い尽くせない思い



手を触れからませ 勇気を出して 確かめたい 大切なもの



ぼくたちは いつかは途切れるこの道を 絶望しないで進むんだ



つないだ 小さな手から 十年幾年 流れた月日を感じる



柔らかい 恋人から 妻へと 母へと 身を削る



何も変わらぬ おのれの手見つめ 



くやしいけれど おろかな男の ささえになるのは 小さな手







夜目覚めると いつも家族がいる 小さな寝息の やさしいハーモニー



この生活守るため 今の暮らし保つため 明日もまた明日も 苦笑い



なにをゆずり なにをとるのか かけひきの中で もがき苦しみ



やさしいだけじゃ 素直なだけじゃ 渡ってゆけない ねじれた社会



ぼくたちは いつかは途切れるこの道を ためらいもしないで進むんだ



傷だらけの 小さな手から 胸にしみ込む あったかい愛が伝わる



目を閉じて 思い振り返り あとから あとから 涙がこぼれ



何も変わらぬ おのれの手見つめ 



くやしいけれど おろかな男の ささえになるのは 小さな手





つないだ 小さな手から 十年幾年 流れた月日を感じる



柔らかい 恋人から 妻へと 母へと 身を削る



何も変わらぬ おのれの手見つめ 



くやしいけれど おろかな男の ささえになるのは 小さな手








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