筝(こと)をならう29
七ヶ月目二回目の稽古が終わった。
今回は、筝の先輩の稽古と、三弦の友達の稽古を見学させてもらった。
それぞれお弾き初め用の曲の稽古が始まりつつあった。
お正月には曲が出来上がって聴くことが出来ると思うと楽しみだ。
私も三曲あるうち(あくまで目標ですが)、ひとつの稽古が始まった。
今までとは趣が違う歌曲で、古曲ではない。
先生曰く、私には「向いている」そうなのでしっかり稽古しようと思う。
先生はこうやって「あの子にはこれ、あなたにはこれ」と、
進度とそのひとの向き、不向きを考えあわせながら
選曲を幹部の方となさっている。
弟子の適性を見通す眼力が備わらないとできない仕事だと思う。
今まで他の習い事をしてきたときもその先生達の
人を見る目のすばらしさには感嘆していたが
そういうことはだんだんに身につくのだろうか?
それとも先天的なものなのだろうか?
さて、私の曲である。
「一見簡単に見えるけどやってみると案外弾きこなすのは難しい」
とおっしゃるが私には一見も難しそうだ。
でも歌があると、とても面白い。
しかし、ついいつも自分勝手なところで息継ぎをしてしまって
歌にならないのでそこを気をつけるよう注意を受ける。
友だちの三弦と一緒にする曲にはサーラリンがあり、私はこれが苦手だ。
歌は古曲で、歌詞がなかなか頭に入らない。
語尾を延ばすところが多く、一つ一つの字は覚えても
意味としてつながらないのだ。
これでは歌の意味がないのでお弾き初めまでしっかり稽古しよう。
友だちと合奏稽古が出来るようになってとても嬉しい。
あとは自分の楽器がそれぞれ手に入れられるようになるといいねと話した。