サウンドロボマイク&バリバリーン
アメリカで開発された、コスモロボ・マイク・サウンダース13世。
ひょうきんで、かわいらしい外見とは裏腹に、純粋な攻撃兵器として開発されたロボなのです。
「マイク、行くもんね〜!」
専用ビーグル・バリバリーンに乗って移動するのが、マイクの基本パターンです。
明らかに他の勇者たちとは異なるデザインでしたが、違和感なく作品にとけ込んでいたのが不思議でした。
バリバリーンから離れることがほとんどなかった、マイク。
顔に当る部分はモニター式になっており、「目」も映像として表示されているだけで、
そのため、いろんな表情や、あるいはアルファベットや記号も表示可能なのです。
TOYでは、シールによって、いくつかのパターンが用意されています。
姿ばかりか言動までひょうきんなマイクですが、プロテクトを解除することで、システムチェンジが可能になります。
「システムチェーンジだもんね〜!」
背中のスピーカーユニットが展開して足に、上下表裏逆転し、脚だった部分が腕に変形。
「イェーイ!バリバリだっぜ!!」
ブームロボ形態に変形したマイクは、ロックンローラー野郎に、性格まで変わります。
バリバリーンもひっくり返ることにより、「スタジオ7」にチェンジ。
マイクはこの上で、「音」を武器に戦います。
なお、このスタジオ7ですが、前方にある4つのボタン(青3つ、赤1つ)を押すことで、
いろいろなサウンドが鳴り響き、マイクの性能を表現しています。
「イェーイ、ディスクチェンジだっぜ!」
胸のディスクケースが開き(開き方は、アニメとは異なりますが)、ディスクを交換することができます。
このディスクの交換により、様々な「音」による攻撃を行うことが可能です。
ちなみに、写真にあるのは「ディスクX」。
ゾンダーを無効化にすることができる「ソリタリーウェーブ」を発射可能です。
これまでの勇者シリーズに比べ、各段に可動部分の多いこのガオガイガーシリーズですが、
そのなかでも群を抜いて可動範囲の広いマイク。
劇中にしろTOYにしろ、その外見からは想像のできない存在なのです。
当時価格4500円