剛腕戦士ゴルディーマーグ
ガオガイガーの必殺技・ヘル&ヘブンは、ガイに多大の負担をかけていました。
GGGおいて、ヘル&ヘブンの代わりとなるツールの開発がおこなわれ、
グラビティ・ショックウェイブ・ジェネレイティング・ツール…通称ゴルディオンハンマーが誕生しました。
しかし、その破壊力は使用したガオガイガーまでをも傷つけてしまい、そのため、ゴルディオンハンマーを使うためのツールの開発がおこなわれました。
そのツールには超AIが搭載され、頑固な性格のマルチロボ・ゴルディーマーグが誕生しました。
ガオルディーマーグは、戦車形態に変形します。
超重力下においても活動可能な、脅威のタフネスさを見せます。
ゾンダーとの距離が縮まったならば、すぐさま変形します。
「システム・チェーンジ!!」
パワーで敵を蹴散らす、非常にマッシブな勇者・ゴルディーマーグ。
しかし彼の真の存在意義は、ガオガイガーに合体してこそ発揮されるのです。
ガイよりのGハンマー使用要請シグナルが発せられたとき、大河長官が叫びます。
「ゴルディオンハンマー、起動承認!!」
「了解!ゴルディオンハンマー、セーフィティ・デバイス・リリース!」
”安全装置”が解除され、ゴルディーマーグは変形をはじめます。
「うぉぉぉぉ!!」
頭部と背部がゴルディオンハンマー、他のボディは衝撃緩衝用のツール・マーグハンドに変形。
「ハンマーァァァコネクトッッ!」
右腕をステルスガオーに戻したガオガイガーに、マーグハンドが合体。
そして、そのマーグハンドでゴルディオンハンマーをつかみます。
「ゴルディオン、ハンマァァーッ!!」
合体完了と同時に、ガオガイガーの全身が金色に輝きます。
「ハンマァァヘルッ!」
マーグハンドの車軸から、光の杭がひきぬかれ、それをゾンダー核に突き立てます。
「ハンマァァヘブンッ!」
ゴルディーマーグ時のすねに当る部分より、巨大くぎ抜きが現われ、ゾンダー核ごと杭をひきぬきます。
「光になれぇぇぇぇーー!!」
残ったゾンダーの本体を、光の粒子へと変える、ゴルディオンハンマー。
強力過ぎるがゆえ、真に必要な時にしかふるわれない、正義の鉄槌。
シオマネキのように不釣合いなバランス感が、非常にかっこよく見えるから不思議です。
当時価格3000円