超人合体ガオガイガー
”ゾンダー”を追って、宇宙より飛来したライオン型メカ・ギャレオンと、
ゾンダーによって瀕死の重傷を追わされ、サイボーグ戦士として復帰した獅子王凱(ガイ)。
その勇気とガッツが一緒になり誕生する、スーパーメカノイド…それがガオガイガーなのです!
ギャレオン。「緑の星」の生き残り・マモル少年を乗せて、地球に飛来したメカライオン。
マモルを地球の若夫婦に託したギャレオンは、GGG…ガッツィ・ジオイド・ガード(勇気ある地球防衛隊)の手によって捕獲され、暫く沈黙を守っていました。
しかし、ゾンダーの地球侵攻が始まると同時に活動を開始。
サイボーグ・ガイと奇跡の融合合体をはたしました。
「フューーージョォーーーン!!」
「ガイッガーッ!」
人型になったギャレオンにガイが取り込まれ、メカノイド・ガイガーが完成。
ガイガーをサポートする、「ガオーマシン」。
ドリルガオー、ステルスガオー、ライナーガオーの3機からなる、スーパーメカです。
それぞれに人が搭乗可能ですが、基本的にはオートマチック制御がなされています。
ドリルガオー・ステルスガオーは、ガイガーと単独で合体が可能。
そして、ガイガーのパワーでゾンダーを押さえきれなくなった時、GGG長官・大河幸太郎の決断が下ります。
「ファイナルフュージョン、承認!!」
「了解。ファイナルイフュージョン、プログラム・ドラーイブッ!!」
オペレーター・卯都木命がファイナルフュージョン用プログラムを起動させ、
ガイガーとガオーマシンは合体体勢に入ります。
「ファイナルッフューージョォォォン!!」
ガイガーの腰部より、電磁竜巻が発せられ、合体時の無防備状態をゾンダーから守ります。
3機のガオーマシンが順次合体してゆき、ヘッドギアがかぶさり、合体完了!
「ガオッガイッガァァァー!!」
合体と同時に電磁竜巻は消え去り、無敵の勇者王ガオガイガーがその姿をあらわします!
ガオガイガーのファイティングスタイルは、基本的に格闘であり、武器を使用することはほとんどありません。
最終必殺技「ヘル&ヘブン」ですら、自らの拳を使用した技なのです。
「ディバイディングドライバー!!」
空間を湾曲・圧縮させ、戦闘における周囲の被害を最小限にとどめるための、Gツール・ディバイディングドライバーは左手に装着されます。
武器ではなく、道具であるところが、「ガオガイガー」が今までの勇者と大きく違うところといえるでしょう。
惜しむらくは、番組で活躍したいくつかのGツールが、このTOYと絡めて遊べる商品として販売されなかったこと。
劇的な使われ方をしたツールもあっただけに、残念でなりません。
当時価格7200円