エアーブラシとは?
エアーブラシ・ピースガン・ブラシ・空気の筆 などエアーブラシには、色々な呼名があります。恐らく、気がつかない間に皆さんの目にもふれられていると思います。写真の校正などにも使われています。
一番ポピュラなのは、車に人物画を描くことではないでしょうか。
エアーブラシのガンは、原則的に丸吹きガン(吹付けたとき円になる)です。塗料の出る量も、引金を倒す角度で決まります。また、線の幅はガンの距離で調整します。
では、どうやって絵を描くのでしょうか。一例ですが、マスキング(型)を使って吹きつけ描く事が最も簡単な方法ですが、型の選択・吹付ける場所の選択等により個性を持った絵が描けます。また、写真を拡大し任意の大きさにして下書きをほどこし塗り絵として写真を見ながら吹付けてゆく。高度なテクニックがいりますが一度マスターしてしまえばどんどん上手くなってゆきます。
さらにもっとも高度なテクニックといえば、物・場所・デザインをすべて自分の構想で一枚の絵にしてしまうエアーブラシ画ではないでしょうか。

私がエアーブラシを持って・・・。
まず初めに
エアーブラシは難しかった。細かい線を書くことがあまりにも難しかった。グラデーションを出すのはそんなに難しいとは思いませんでした。
学生時代に建物の完成図(パース)をエアーブラシを使用し、課題を書いていました。
その時は、マスキングを使い広い範囲を吹き付ける事が多く、細かい線を書くのは筆で書くものだと思っていました。
YUKI先生が、みんなの前で全てエアーブラシ1本で目を書いたんです。マスキングを使わずに。
まだハンドピースを持って間がない状態で参加した私は、何でこんな細い線が書けるの?っていうか、その時はそんな疑問すら出てきませんでした。
その講習会から帰って、わからないことだらけの状態で誰かに相談するわけでもなく、時間だけが過ぎていきました。
本当に俺にできるの?とか、この仕事を続けていけるの?とか、毎日悶々とし日数だけが過ぎていきました。
それでも自分なりに考え、はじめはマスキングで携帯電話など簡単なものを書いたいました。ハンドピースを持っていないとそこで止まってしまうと思ったからです。
今まで解らなかった事を先生に聞くことができた。
その次の日から自分の中で何かが変わり始め、今までハンドピースを持つことに恐怖すらもっていたのに、書くことが楽しくて楽しくてっていう気持ちになっていきました。
最後に、
書くことが楽しくなってきて、毎日毎日朝早くから夜遅くまで作品を作っていきました。
作品が増えるにつれ不思議なことに、工場に遊びに来る人や仕事を頼みに来る人が増えた。

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