サヨナラさえ言えずに
    作詩:山南 飛龍 作曲:ありさか

新しい朝が来るたびに僕らは
昨日までの想い出達 簡単に捨て去ったね

どんな辛いことも忘れたように君は
ありきたりの毎日さえ精一杯に生きていたよ

本当のことを言って欲しかったよ
小さな嘘の積み重ねで終わったね

「今、誰かの傍にいる?」なんて想像して
一人きりで声を殺して泣いていた
届かない声 君は何処にいる?
縮まらない 二人の心の距離


僕はピエロになる そっと心に決めて
君と一緒に居られれば それだけで幸せだと

偽りの言葉に騙されたふりをして
無理に笑って傍に居ると 哀れなピエロ演じていた

こんなにも 嗚呼 君を想っても
絡まった糸はもう元に戻らないね

後戻りも出来なくて 行きつ戻りつの
この恋に終わりはやって来るのかな
振り子のような止められない恋
思わせぶりな態度に疲れた僕は

「今、誰かの傍にいる?」なんて想像して
一人きりで声を殺して泣いていた
届かない声 君は何処にいる?
「サヨナラ」さえ言えないままに僕は