僕の中の君へ 君の中の僕へ
音のない部屋に漂う電話のベル
流れるメッセージは君の泣き声

慌ててかけなおす僕に君は言ったね
「ごめん。なんでもない。」って

何も言えずに時間は流れ
やがて君は静かに笑った

僕の中の君は いつも笑ってた
明るく元気に 無邪気に笑ってた

でも、それは本当の笑顔じゃない
傷ついた心の裏返し

何もできない僕は ただ黙って君を抱きしめた
言葉で 言葉だけで 君を抱きしめた

僕の中の君へ 君の中の僕へ
あの頃の僕らは幸せでしたか?