向日葵
悔しいくらい 晴れていた

睨むような視線で 見上げた青は近そうで遠くて
まるであの人の背中のようで
広くて とても脆そうで

手を 伸ばしたけど

伸ばしたけど 伸ばしたけど
暫く見つめていたけれど

届かなくて良いんだと 優しく誰かが囁きました
届かなくても
私にはこの場所で 生きれる何かがあるのだと
支える誰かが居るのだと

..見回せば 笑顔の渦が

光は空から降り注ぐ
恵みは土から溢れ出す

ここが私の場所なのだ
自信持って歩ける路だ

貴方は 空で
私は 大地で

それぞれの場所で 輝きましょう。