卒業写真
あれからもう何年経ったのかしら
春風が舞う季節にあなたと出会い
春風が舞う季節にあなたと別れた

感情を素直にだすのが苦手だから
気持ちを隠していつもふざけあってた
子供だった心をもっと育んでいたら
違う二人になれたのかしら?

何処にでもあるようなありふれた関係
運命の赤い糸なんて信じないけれど
あなたとの出会いは信じていたい

青春という時代の胸のときめきを
卒業写真を眺める度に思い出し
胸が締めつけられた淡い想いを感じながら
太陽の下を駆け抜けた大切な時間

忘れない 一緒に過ごした季節を
忘れない セピア色に染まった景色を

夜空の下の卒業写真 今もあなたは笑ってる